埼玉県公立高校の入試制度
2026年度（令和8年度）
入学者選抜日程
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出願入力期間（インターネットを活用した出願） |
1/27（火）～2/10（火） |
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出願書類等の提出期間 |
2/13（金）・16（月）・17（火）
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志願先変更期間 |
2/18（水）・19（木） |
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学力検査 |
2/26（木） |
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入学許可候補者発表 |
3/6（金） |
- 別途「実技検査」や「追検査」が実施される場合があります。
選抜方法
学力検査は1回のみですが、学力検査の得点と調査書点の比率を変え、第1次選抜で定員の60%～80%、第2次選抜で残りの20%～40%を選抜する方式が埼玉県公立高校入試の特徴です（学校によっては第3次選抜も実施します）。比率は各学校が決定します。
学力検査について
実施教科：英語・数学・国語・理科・社会
英語・数学の学力検査問題は、基礎～標準の問題で、指導要領外の問題は出題されません。しかし一部の難関校では英語・数学で応用問題を含む難度の高い学校選択問題を使用します。これらの学校の志願者は難度の高い問題に対処する準備をしておく必要があります。
2026年度（令和8年度）学力検査「学校選択問題」実施校 |
県立浦和・浦和第一女子・浦和西・大宮・春日部・川口北・県立川越・川越女子・川越南・熊谷・熊谷女子・熊谷西・越ケ谷・越谷北・所沢・所沢北・不動岡・和光国際・蕨・さいたま市立浦和・さいたま市立大宮北・川口市立 |
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令和9年度入学者選抜から変わる
埼玉県公立高等学校入学者選抜制度
解答用紙が「マークシート」になります！
5教科すべてにおいて、マークシート方式で解答する問題と記述式で解答する問題をあわせた学力検査が実施されます。得点に換算して、マークシートの問題が9割程度、記述式の問題が1割程度となる予定です。
すべての受検生が「面接」を受けることになります！
受検生自らが作成した「自己評価資料」をもとに、「面接」が実施されます。面接の形態（集団か個人か）は各高等学校が決定します。面接も得点化されて合否判定に活用されます。
国語の問題から「作文」がなくなります！
「マークシート」導入により、国語の問題から「作文」がなくなります。一方で、「特色選抜」の導入に伴い、特色検査で「作文（小論文）」の出題が可能になりました。大学進学を重視する高等学校では特色検査の形で「作文」を出題する可能性があります。
「調査書」の様式が変更され、「自己評価資料」の提出が必要になります！
中学校が作成する「調査書」に記載される内容は「学習の記録（9科・5段階評定）」と「総合的な学習の時間の記録」のみになります。受検生が自ら作成する「自己評価資料」は、これまで力を注いだことや努力したこと、高等学校入学後や将来取り組みたいことなどを自己PRともに記載することになります。
高等学校が選抜方法を選択できる「特色選抜」が導入されます！
各高等学校がアドミッションポリシーに基づいた「特色選抜」入試を選択できるようになります。「特色選抜」を導入した場合、学力検査の得点配分や調査書点、内申点の比率を一定の制約の中で各高校が決定することが可能になります。また「特色検査」を導入し、「作文（小論文）」を出題できるようになります。入試制度が受検する高校によって違いが出ることが予想され、受検校の選定には今まで以上に慎重な判断が必要になるでしょう。2025年12月に各高校の入試方針が発表される予定です。
調査書
（「学習の記録」「特別活動等の記録」「その他の項目」）
学習の記録 |
中学1年生から3年生までの9教科すべての評定が点数化されます。各学年の評定にかけ合わせる係数（重み）は学校ごとに異なります。
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特別活動等の記録 |
学級活動、生徒会活動、学校行事などの実績や取り組みが記述されています。各学校が決めた内容で点数化します。
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その他の項目 |
総合的な学習の時間の記録や部活動、ボランティア活動、検定などの資格取得状況を各学校が評価します。
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配点例
全日制 県立浦和高等学校（普通科）
2025年度入学者選抜
選抜の基本方針 |
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選抜資料 |
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一般募集 |
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埼玉県公立高校
学力検査問題への準備と対策
難関校・上位校では「いかに『応用問題』を解く力を付けるか」が重要。
学力検査平均点推移
学力検査では、極端に難しい問題や指導要領外の問題は出題されませんが、下の表のように年度によって平均点は大きく変動します。
準備と対策
難関校ほど学力検査の得点が重視されますが、中学校3年間の評定が利用される埼玉県公立高校入試で合格を手にするためには、中学1年生・中学2年生からしっかりと勉強し、調査書点を獲得しておくことが大切です。
また、多様化・難化傾向が見られる学力検査で高得点を手にするためには、次の2つのステップを踏む必要があります。
- 基本・標準的な知識をしっかりマスターし、解法パターンを身に付ける
- 正答率が比較的低い「応用問題」を解く学力を養う
特に難関上位校の合格を狙う場合、1を満たしながらいかに2を進められるか、が合否に大きく影響します。
- 共通問題実施校…1を中心とした学習を進め、得意科目で2の学習を進める
- 学校選択問題実施校…早い段階で1の学習を完了させ、2の学習を可能な限り進める
難関校ほど2の学習の重要性が高まります（調査書点が多少振るわなくても、学力検査で逆転することが可能です）。難関校を受験するのであれば、早期に基礎を固め共通問題でしっかり得点できる実力をつけ、2の学習に時間をかける必要があります。
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