「淑徳中学校 学校見学会」
2011.06.29
「サクセス12」編集委員の私立中学校訪問記の第二弾。
今回は「今伸びている私立中学校」として各種メディアでも紹介されている「淑徳中学校」の学校見学会(6月24日実施)の模様を、サクセス12編集委員よりご紹介いたします。
晴天に恵まれ、絶好の見学会日和となりました。
保護者の方が来られる前の正門の様子
はじめに、杉田峰雄校長先生から淑徳中学校の教育方針についてお話しがありました。杉田校長先生は、「6年間を充実したものにする」「未来に対する布石をしっかりと打つ」の2点が中高一貫校に求められていると強調されていました。
6年間を充実させるためには、常に他者のことを考え、相手に対する配慮や気配りの心を持つことが大切である。そうすることで、皆が楽しく充実した学園生活を送ることができるようになるのである。また同時に、6年間を通じてしっかりとした基礎学力を身につけさせなければならない。子どもたちをやる気にさせ、本気で勉強に取り組ませるためには、「早い段階から自分自身のキャリアデザインについて考えさせる」ことが近道である。
教育方針について語られる杉田校長先生
杉田校長先生のお話には「熱」がありました。その熱は参加された保護者の方々にも伝わったようです。アンケートにも「校長先生の話に心が打たれました」「学校全体で、生徒一人ひとりの将来設計に気をかけてくれるところがすごい」といった感想が多数書かれていました。
続いて湊広賢教頭先生から2011年の大学合格実績と具体的な教育内容についてのお話がありました。
具体的な取り組みについてお話される湊教頭先生
2年連続で東大合格者を輩出し、難関大学(国公立・医学部医学科・早慶上理ICU・GMARCH)の合格者数も250名を突破(6年間で2.8倍の伸び)するなど、とても勢いを感じました。
お話しを聞いていて、ここ数年間で行われてきた学校改革の結果が、合格者数の伸びに直結しているのという印象を受けました。
湊教頭先生のお話はとても具体的で、「なぜ合格実績が伸びたか」ということが良く分りました。
その後、保護者の方5~6名と先生1名がグループを作り、新校舎の見学をしました。その様子を写真でご紹介いたします。
幅が広い綺麗な廊下
入ると自動で電気がつくトイレ。無駄な電気を使わない省エネ設計。
廊下の備え付けられたガラス黒板。質問にも書いて分りやすく教えてもらえると生徒からも評判のようです。
※書き味に驚く赤羽校校長 日野
活気がある授業。今回は全ての授業を見学させていただきました。
開放感がある屋上庭園。
スカイツリーも見る事ができました。
淑徳中学校の「勢い」を感じとることができた2時間でした。
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