四つ葉cafe 福田貴一 中学受験をお考えの小学生3・4年生のお子様をお持ちの保護者の方のためのブログ

『もうすぐ...夏期合宿!』

2011.07.27

夏期講習会の授業も順調に進んでいます。私の担当している小4クラスの生徒たちも、明るく元気に毎日の授業に取り組んでくれています。宿題の取り組みが甘くて、私に注意され、ちょっと涙目になってしまった生徒もいたりしますけれど...。

早稲田アカデミーの年間最大のイベントである『夏期合宿』が8月4日から、いよいよスタートいたします。現在さまざまな準備を急ピッチで進めているところです。単なる旅行ではなく『合宿』ですから、お子様方の学力向上に直接結びつく授業の準備はもちろん、精神的な成長を促すため、知的好奇心を刺激するためのイベントの準備も着々と進めております。早稲田アカデミーの『夏期合宿』は日本一の規模、内容の合宿と自負しております。何よりも授業・イベントの密度が濃く、充実したものである点は自他共に評価されているところです。

先日、私の校舎では小学校4年生の夏期合宿オリエンテーションを実施いたしました。保護者の皆様も生徒と一緒に参加していただき、DVD映像を通じて、参加心得や持ち物、留意点などを確認させていただきました。生徒たちは非常に楽しみにしている様子で、お菓子の量やキャンプファイヤーに関しての質問などが飛び交いました。中には初めて親元を離れて宿泊するので不安そうな様子の生徒も若干見受けられました。

小学校4年生の合宿で"救護室"を訪れる要因で一番多いのは"ホームシック"によるものです。はっきりと『おうちに帰りたい』という生徒もいれば、『気持ち悪い』と訴えるのですが、救護担当者がそばにいると安心して熟睡する生徒もいます。電話でお母様の声を聞くと安心して教室に戻る生徒も多く、我々スタッフも明るく励まして授業に向かわせます。
(もちろん、看護師さんやお医者様も合宿期間中は早稲田アカデミーの生徒のために志賀高原に常駐してくれていますので、本当に体調が悪い生徒への対処も万全ですので、ご安心下さい。)

前回の低学年セミナーで、早稲田アカデミーの夏期合宿は精神的に成長させることも一つの目的として実施しているとお話いたしました。実はホームシックになることも精神的成長を促すためには必要なことです。親元から離れていることを実感する中で、お子様方は自立することを身につけていきます。詳しくはまた別の機会に書かせていただきますが、成績を伸ばすための障害の一つになるのが"依存心"です。難しい問題に出会ったときに"だれかに助けて欲しい"と思ってしまうと、自分で考えて切り拓くことができなくなります。親に頼らず、一緒に参加したお友達からの刺激も受けて、ひと回り大きく成長して帰ってくるお子様方を楽しみにしておいていただければと思います。

そのために...出発前日の夜、『お父さんとお母さんはこっちで応援しているから、がんばってきてね』と声をかけてあげてください。そして『授業も魚のつかみ取りもキャンプファイヤーも、全部一生懸命やっていらっしゃい!』と。

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