『ほめることで子どもを伸ばす』
2011.08.24
私たちおとなは、何か失敗したり、他人から注意されたりすることで、「次は同じ過ちを繰り返さないでおこう」と考えます。一方、子どもは何度叱られても同じ過ちを繰り返し、たとえ泣いて謝ったとしても、泣き止むと同時に叱られたことそのものを忘れてしまうようです。喉元過ぎれば熱さを忘れる、まさに子どもたちのためにある言葉です。
では、子どもたちは、どんなときに「もっと頑張ろう」と思うのでしょうか。それは、先生やお父様、お母様など、おとなにほめられたときです。当然ながらほめられればうれしいもので、もう一度ほめてもらうために同じことを繰り返します。ということは、子どもに勉強させたいならば、「勉強しなさい!」と叱るよりも、「自分から勉強しているなんてえらいね」とほめればいいのです。
このようにほめることで子どもの能力を伸ばすことを"ピグマリオン効果"といい、4年生くらいまでの子どもに対しては、かなり効果が期待できると言われています。
- 2017.07.07 『この夏を成功させる5つの方法 ~第2回クローバーセミナーより~』
- 2017.07.05 『夏をなめるな。』
- 2017.06.30 「国語の学習に関して③ ~記述力・表現力~」
- 2017.06.28 「国語の学習に関して② ~読解力とは~」