「挨拶で生徒をやる気にさせる」

2011.09.23

9月20日（火）に第4回クローバーセミナーを実施させていただきました。テーマは、「レディネス～学習成立のための準備性～」です。

「馬を水飲み場に連れて行くことはできるが、水を飲ませることはできない」という言葉があります。本人がその気にならなければ、何も変わらないということのたとえです。

つまり、気持ちの準備が整っていない状態の子どもを無理に机の前に座らせても効果は上がらないのです。一番大切なことは、子ども自身が勉強をやろうという気持ちになっているかということです。

早稲田アカデミーでは、子どもたちのやる気を高めるためにいくつかの工夫をしています。

今回はその中から「挨拶」について書かせていただきます。早稲田アカデミーは恐らく挨拶に一番こだわる塾だと思います。授業のスタート時、生徒たちの前に立って「起立、気を付け、礼」とやります。それに対して生徒たちは「宜しくお願いします」と言います。声が小さかったり、揃っていなかったりすると、初めからやり直しをします。入塾説明会などでこの話をさせていただくと、保護者の方から「なんでそこまで挨拶にこだわるのですか？」とご質問をいただくことがあります。

挨拶は、生徒たちが「これからがんばるぞ！」という気持ちを作るきっかけとして最も効果があります。だから早稲田アカデミーは挨拶にこだわるのです。

第４回クローバーセミナーの様子

次回は、ご家庭でできる「きっかけ作り」について書かせていだきます。

■□四つ葉のクイズ　其の5□■■

2017.07.07　『この夏を成功させる５つの方法　～第２回クローバーセミナーより～』

2017.07.05　『夏をなめるな。』

2017.06.30　「国語の学習に関して③　～記述力・表現力～」

2017.06.28　「国語の学習に関して②　～読解力とは～」