「全科目の成績に関わる読解力」
2011.09.30
書かれた文章を正しく読み取り、理解するために必要な読解力。この読解力は、ある程度であれば高学年になってからの勉強で身につけさせることができます。しかし、実際には国語の記述問題や算数の文章問題など、読解力の有無によって大きく得点差がついてしまうことも事実です。
その原因を探ると、小さな頃からどれだけ自然に読解力を身につけてきたかにあるようです。つまり、小さな頃から培われてきた読解力があってこそ、高学年になってからの学習で中学受験を勝ち抜く力が身につくのです。
まずは、言葉に親しみを持たせるつもりでお子様に本を与えてみましょう。このとき注意しなければならないことは、読書と勉強を分けて考えることです。
これは、読書を勉強としてとらえてしまうと、子どもたちは本が好きではなくなってしまうからです。意外に感じられるかもしれませんが、私の経験では、「読書をしなさい」と言われて本を読んだ子よりも、保護者の方に隠れてでも本を読んでいた子の方が国語の成績が良いのです。
「自分から本を読みたい」と思う気持ちが、確かな読解力を育てているようです。
■□四つ葉のクイズ 其の6□■■
正解は次回のブログで発表します。
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