「日記を書くことで表現力UP」
2011.09.02
最近の中学入試では、「登場人物の気持ちを書きなさい」という問題がよく出題されます。
ただ、入試の場合、本文中にそのまま登場人物の気持ちが書かれていることはほとんどありません。登場人物の行動や情景から気持ちを察し、言葉で表すことになります。つまり、どんなに登場人物の気持ちがわかっても、表現力がなければ言葉で表すことができないのです。
この表現力は、高学年になってから知識として身につけるものではありません。3年生くらいまでに、いろいろな言葉を覚え、使いこなせるようになる必要があります。
その一番効果的な方法が日記です。
日記を書くことで、自分の気持ちを表現する練習をするのです。おそらく、最初の3日間は「おもしろかった」「楽しかった」で終わるでしょう。
しかし、日記を書き続けていけば、どのようにおもしろかったのか、どう楽しかったのか、そういった言葉が出てくるようになるはずです。
自分の気持ちを言葉豊かに表現できるようにする、これが記述問題に上手く対応するひとつの方法です。
前回のブログで予告をさせていただいたクイズを出題します。親子でぜひチャレンジしてみて下さい。解答は、次回のブログ(9月7日公開予定)で発表します。
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