『冬休みのご予定はお決まりですか?』
2011.10.26
今朝は急に冷え込みました。近畿地方では木枯らし1号が吹いたなどというニュースも飛び込んできました。私も、ついこの間、夏休みの講習会が終わったような気がしていたのですが、すでに早稲田アカデミーでも冬の講習会の申込が始まっています。私の校舎でも『WASEACA』マフラーを巻いている早稲田アカデミーイメージキャラクター笠井 海夏子さんの冬期講習会ポスターが冬の訪れを感じさせてくれています。
例年、各学年の保護者会でお話しするのですが、冬休みというのは一年の中でも特殊な時期です。夏休み・春休みもそれぞれの過ごし方を考えて計画的に過ごすことが必要ですが、冬休みは気持ちの上でも準備(覚悟?)をしておかないと、学習面での成果がなにもなく終わってしまいます。一方で、ご家族で過ごす時間も大切な時期です。早めに計画を立てられることをお勧めします。
冬休み期間中にはたくさんのイベントがあります。多くのお子様が楽しみにしているクリスマス。今年は冬も節電が呼びかけられているようですが、街のイルミネーションやクリスマスツリーの飾りつけを見ると、お子様もウキウキした気持ちになることでしょう。そして、大晦日にお正月。お年玉におせち料理。勉強をするヒマがないというのが、お子様方の本音かもしれません。ただ、この時期にも学習を進めることが大切です。首都圏での入試は、早いところでは1月上旬に行われます。受験生にとっての冬休みは"受験直前期"であり、ラストスパートの時期なのです。4年生・5年生になれば"受験生の冬"をイメージして、短い冬休みであっても、学習に集中する時期や時間を持つようにするべきです。早稲田アカデミーで実施している小学校5年生対象の『正月特訓』は、成績向上を目指すことはもちろんですが、何よりも意識面において"今年1年がんばっていこう"という気を起こさせることを目的としています。
そのためには、冬休み期間の『学習計画表』をしっかりと作ることが必要です。夏休みは期間も長いので、計画表には学習時間と学習内容だけを書き込むようにすればよいのですが、冬休みは期間も短く、学習以外の予定もたくさんあるはずです。まずはその予定を書き込むところから始めなければなりません。予定の合間をぬって、集中して学習できる時間を確保しておかないと、結局ほとんどまとまった学習ができずに終わってしまいます。
また、一年の計は元旦にありという言葉があるように、日本人にとってお正月はやはり特別な意味を持つものだと思います。普段の会話は忘れても、元旦という特別な日に交わした会話は覚えていることが多いものです。ここで、一年間の学習の方向性や勉強をしていく意味、将来の目標などについて、ぜひお子様と会話を交わしていただきたいと思います。
最後に早稲田アカデミーに通塾されている方へのアドバイスです。冬期講習会の申込書はお子様が事務受付にお持ちになることが多いと思います。こんな声かけをしてお子様にお渡しください。
『冬休みの講習会の申込書、お母さん書いたからね。冬休みもがんばろうね!』
『ちゃんと忘れないで受付のお姉さんに渡してね。"講習会がんばります"って言って渡そうね。』
お子様ご自身が"がんばります"と言うことで、やる気が高まるはずです。寒さの中、がんばるお子様の成長にご期待ください。
正解できましたでしょうか?次回のブログで、四つ葉のクイズ其の10を出題する予定です。お楽しみに。
- 2017.07.07 『この夏を成功させる5つの方法 ~第2回クローバーセミナーより~』
- 2017.07.05 『夏をなめるな。』
- 2017.06.30 「国語の学習に関して③ ~記述力・表現力~」
- 2017.06.28 「国語の学習に関して② ~読解力とは~」