『中学入試目前、小学生は入試当日まで伸びる!』
2011.12.16
今日は12月16日。東京・神奈川の私立中学入試が始まる2月1日まで、残り47日となります。埼玉・千葉は1月中に入試がありますから、残り日数はもっと短くなるわけです。いよいよ、直前期、ラストスパート...、そんな言葉で表される時期になってきました。受験生だけではなく、我々講師にとっても文字通り、正念場となります。目の前にいる担当している生徒全員が第一志望校の門をくぐることができるように、徹底的に指導しているところです。
今年度、私も市川校の6年生と、志望校別コース(NN開成クラス)では開成中学を志望する生徒を担当しています。校舎では志望校を決める面談も終了し、志望校の過去問演習もほぼ終わりかけています。受験情報誌などを読むと『冬休みから1月は調整期間に充てて、当日100%の実力を発揮できるように...』などと書いてあることがあります。たしかに体力面・精神面を調整することも必要でしょう。しかし、私はその考え方に全面的には賛成できません。残り期間が一ヶ月であったとしても、成長過程にある小学生はここからまだまだ伸びるのです。
いままでも「逆転合格」と言われる結果をたくさん見てきました。『福田先生のおかげで無理だった学校に受かりました』とおっしゃっていただいたことも一度や二度ではありません。ただ、私から見れば、その結果は「逆転」でも「奇跡」でもないのです。模試の行われる12月までは成績が出なかった生徒が、1月にいままでに蓄えていた力を発揮できるようになって伸びた、ただそれだけのことなのです。もちろん、最後まで諦めずに受験生が頑張ること、講師が生徒を信じて指導し続けることが大前提ですが。
ブログをお読みいただいている方の中に、受験生保護者の皆様もいらっしゃるようですし、非受験学年の方にも参考になると思いましたので、今回は受験生のことを書かせていただきました。
早稲田アカデミーの、そして全国の目標を持って、真剣に取り組んでいる受験生たちの最後のガンバリをどうぞ応援してあげてください!
正解できましたでしょうか?次回のブログで、四つ葉のクイズ其の17を出題する予定です。お楽しみに。
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