『お子様の成長を促す親の接し方』
2012.03.14
「本気でやる子」を育てるためには、まず、お子様に期待をすることです。お子様は、親の期待を感じると、それ自体が大きな原動力となり、やる気になります。そして、その期待にお子様が応えてくれたならば、必ず褒めてくだい。「がんばったね」といった言葉だけで十分です。お子様は褒められたことがうれしくて、「もっとがんばろう」とやる気を持続させます。なお、大きな結果が出たときにまとめて褒めるよりも、小さな変化をよく観察し、その都度言葉をかけてあげる方がより効果的です。
また、手助けも「本気でやる子」を育てるためには欠かせません。ただし、この場合の手助けとは、「ヘルプ」ではなく「サポート」です。魚釣りに例えるならば、ヘルプは魚を釣ってあげること、サポートは魚の釣り方を教えてあげることです。言うまでもありませんが、毎回親が魚を釣ってあげていると、お子様はいつまでたっても自分で釣れるようにはなりません。どうやったら釣れるのか、その方法を試行錯誤しながら一緒にやってみる、これがお子様の考える力、「思考力」を伸ばすサポートとなるのです。
その他、時には勝負でわざと負けたり、または圧倒的にかなわないと親の力を見せつけたりすることも、お子様を「本気でやる子」に育てるためには有効です。また、親が見本を見せることもお子様にとっては刺激になるでしょう。これらのことを繰り返すうちに、きっと、お子様は精神的に成長し、「本気でやる子」に育っていくはずです。
■■□四つ葉のクイズ 其の26 解答発表□■■
正解できましたでしょうか?次回のブログで、四つ葉のクイズ其の27を出題する予定です。お楽しみに。
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