『春期講習会が終わり、新学期がスタートします』
2012.04.04
昨日の暴風雨、皆様、大丈夫でしたでしょうか。文字通り「春の嵐」というような天候だったのですが、早稲田アカデミーではちょうど昨日で全学年の春期講習会が終了いたしました。思い返せば、昨年の春休みは東日本大震災の影響で、計画停電が実施されており、不規則な形での講習会授業でした。今年は、最終日に荒天に見舞われてしまいましたが、無事各校舎で実施できたことと思います。講習会にご参加いただいた生徒の皆さんも、きっとしっかりと学び、力をつけてくれたことと思います。
春期講習会が終われば、いよいよ新学期がスタートします。早稲田アカデミーは全校舎で4月6日(金)から、新学期授業が始まります。標準的な時間割の校舎では、小3の初回授業は4月6日(金)、小4の初回授業は4月10日(火)となります。学校とは違いますので、始業式は行いませんが、各学年の初回授業ではオリエンテーションを実施する予定です。授業の受け方や宿題のやり方などをお伝えするのですが、一番大きな目的はお子様方のやる気を高めることにあります。『よし!がんばろう!』という気持ちになっていただけるようにお話いたします。保護者の皆様に公開をしている校舎が多いと思いますが、教室の座席数などもありますので、ご参加をお考えの方は校舎までお問い合わせ下さい。
早稲田アカデミーでは講習会の後に、テストが実施されます。全ての学年、全ての講習会でテストがあるわけではないですが、春期講習会においては、小3では『小3マンスリーテスト』が既に行われ、小4では『小4春期学力判定テスト』が4月7日に行われます。講習会でがんばっていただく一つの目標としても設定されているものです。ただ、このテストに関しては講習会で培った実力がそのまま出るわけではないことを知っておいていただきたいと思います。お子様のタイプによって、学んだ内容が比較的短時間でoutputできる生徒もいれば、定着させできるようになるまでには時間がかかる生徒もいるわけです。ですから、結果だけを見て一喜一憂しないでいただきたいと思います。以前にも書かせていただいたのですが、お子様方にとってテストを嫌いになる一番の理由は、『自分がテストを受けるとお母さんやお父さんが悲しむ』と思うことにあります。逆に『テストを受けるとお母さんやお父さんが喜んでくれる』と思えれば、テストを受けることが楽しみにもなり、それに比例して、学習への取り組み姿勢もよくなり、成績も向上していくはずです。もちろん、どんな結果であっても誉めるべきだ、ということではありません。テスト結果は客観的に分析し、良くなかった点は叱るというよりも指摘をするというのがよいでしょう。一方、がんばってテストを受けたということそのものを大きく誉めてあげてください。また、そこに向けてがんばっていたのであれば、その取り組み姿勢も誉めてあげていただければと思います。
ちょうど、このブログを書いている時に、小4生本人から電話がかかってきました。『土曜日のテストのために、どんな勉強をしておけばいいですか?』という質問でした。きっと、お母様が「電話をかけなさい」とおっしゃったのだと思いますが、テストに向けたそのような行動のひとつひとつが、成績向上につながるのです。
正解できましたでしょうか?次回のブログで、四つ葉のクイズ其の30を出題する予定です。お楽しみに。
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