『クローバーセミナーを実施いたしました』
2012.06.15
昨日(6/14)、池袋の本社ホールにて今年度第1回目の『クローバーセミナー』を実施させていただきました。今回も200名を越える方にご参加いただき、本当にありがとうございました。ホールの収容人員ギリギリでしたので、窮屈にお感じになられた方も多いと思います。申し訳ありませんでした。今回の記事では、昨日の講演内容のダイジェストを書かせていただきます。ご参加いただいた方には「復習」となると思いますし、ご参加いただけなかった方には、お読みいただければ、大体の内容はお分かりいただけると思います。
まず初めに、『クローバーセミナー』の大きな目的についてお話いたしました。中学入試や小学生の学習に関して、正しくご理解いただくことが、このセミナーの大きな目的です。多くの保護者の皆様にとって、勉強の仕方や成績の見方の基本は、ご自身の高校受験や大学受験の記憶であることが多いはずです。しかし、中学生や高校生の学習と、小学生の学習とでは大きく異なるものです。偏差値の意味も、テストに対する考え方も、定着させるための方法も、まったく異なります。そこに誤解があると、お子様の学習はうまく進みませんし、なによりも精神的な面で、保護者の皆様にもお子様にも大きな負担となってしまうのです。セミナーの最後でもお話したのですが、なによりも、お子様がそして保護者の皆様が『笑顔』で中学入試を乗り越えられるお手伝いをしたいというのが、早稲田アカデミーの考え方です。そのために、効果的かつ効率的な小学生のための学習方法、そして保護者の皆様が誤解しやすいポイントについて、各回のテーマに沿ってお話させていただく予定です。
今回のセミナーでは『テストによって変動する成績 ~評価の仕方で子どもは変わる~』と題して実施させていただきました。『テスト成績について』と『お子様の評価の仕方』という大きく分ければ二点についてお話いたしましたので、今回は前半の『テスト成績について』書かせていただき、来週の水曜日に更新する記事で後半部分を書かせていただきます(なお、来週の金曜日の記事では台湾渡航記を書かせていただく予定です。昨日のセミナー終了後に「海外出張、気をつけてお越し下さい。ブログ記事を楽しみにしていますので」とお声をかけてくださったかたもいらっしゃいましたので...)。
テストの成績は右肩上がりに上がっていくものではありません。上がったり下がったりしていくのが普通なのです。その理由はいくつもあります。たとえば、テストを受けている教室の環境やお子様の当日の精神状態、時間制限の中での作業処理スピードの差、などなど。では、テストの成績を向上させ、安定させるためには何が必要なのでしょうか。その点に関して、今回のセミナーでは以下の3点をお話しました。もちろん、他にも数多くの方法があり、お子様のタイプや成長度合いによって、何が一番有効かは異なるものですが、ひとつの参考としてください。
(1)できなかった問題を振り返ることで成績が安定する
(2)「あっ!」という驚きや感動が学習内容を定着させる ⇒ 毎週の単元テストで...
(3)学年と精神的成長に合わせて「頭の中のタンス」を整理する
なお、最後にとらせていただいたアンケート(『我が家は多数派 or 少数派』)結果については、来週のブログにて公開させていただく予定です。
正解できましたでしょうか?次回のブログで、四つ葉のクイズ其の40を出題する予定です。お楽しみに。
- 2017.07.07 『この夏を成功させる5つの方法 ~第2回クローバーセミナーより~』
- 2017.07.05 『夏をなめるな。』
- 2017.06.30 「国語の学習に関して③ ~記述力・表現力~」
- 2017.06.28 「国語の学習に関して② ~読解力とは~」