四つ葉cafe 福田貴一 中学受験をお考えの小学生3・4年生のお子様をお持ちの保護者の方のためのブログ

『本気でやる子を育てる』

2012.06.27

今日は早稲田アカデミーの原点である教育理念『本気でやる子を育てる』について書かせていただきます。まずは『早稲田アカデミー入学案内』の巻頭言から、紹介させていただきます。

受験に対する考え方は人によって様々かと思います。しかし、目標に向かって努力することは、人生において大変貴重な経験となります。自分なりに大きな目標を掲げ、それに対して果敢にチャレンジすることはとても価値があり、素晴らしいことだと思うからです。

私たちは、お子様にとって、そしてご家族にとっても「やって良かった」と振り返られるような、そんな受験であって欲しいと願っています。成功の鍵は、お子様自身が受験に立ち向かう強い意志を持てるかどうかにあります。本気で物事に取り組むということがひとつの成功体験であり、後々の人生においても大きな糧となるはずです。私たちは今後も一貫して「本気でやる子を育てる」という教育理念を堅持し実践していくことを誓います。未来を夢見るお子様のために、スタッフ一同全力で指導・サポートしていくことをお約束します。

上記にありますように、小学生・中学生時代に『本気で物事に取り組む』ことを経験したお子様は、その先の人生において、壁に突き当たったとしてもそれを自分の力で乗り越えていくことができると、私も思います。受験に向けて真剣に取り組む中で、本気で取り組む姿勢を身につけてもらうことが早稲田アカデミーの教育理念なのです。

以前の記事でも書きましたが、入学試験で学校が試そうとしている力は『知識力(量)』であり、『作業処理力』であり、『思考力』『表現力』などです。しかし、学校が一番見たいのは、なによりもその全ての『力』を身につけるために、どれだけ真剣に本気でがんばってきたかではないでしょうか。高校野球において甲子園大会の出場者は、将来の就職でも有利になると聞いたことがあります。もちろんそれは運動神経や野球の能力が社会に出てから必要だからなのではありません。甲子園大会という高い目標を目指し、そのために本気で取り組んできたことそのものが評価されているのだと思います。そして、その経験が社会に出てから役に立つと判断されているからなのでしょう。難度の高い入試問題を出している学校は、その問題が解けるレベルまで努力を積み重ねてきたかどうかを試したい、と考えているのではないでしょうか。

さて、では『本気でやる』気持ちを作り出すためにはどうしたらよいでしょうか。実はこの問題に正解はありません。お子様一人ひとりの性格や置かれている環境などによって、方法は異なるからです。もちろん一般的な方法はいくつもあります。「目標を設定してあげること」「無理のない計画を作ること」「誉めること」「励ますこと」「目標を具体的な数字やビジュアルで示すこと」などなど...。しかし、その中でどの方法を選べば『本気でやる』ようになるかはそれぞれで違うはずです。だからこそ、早稲田アカデミーは、一人ひとりの生徒と正面から向き合い、情熱と熱意を持って『本気』を引き出すための指導をしているのです。

早稲田アカデミーにご入塾をお考えの方から、よく聞かれることがあります。『うちの子はそんなにやる気がないのですが、ついていけますか?』という質問です。私は胸を張って答えます。

『早稲田アカデミーでは、お子様の「やる気」を引き出すところからが塾の役割だと思っていますから、安心してお任せ下さい。もちろん、塾に通い始めればすぐに「やる気」がみなぎるわけではありませんし、一度「やる気」が出ても、徐々に低下してしまうこともあります。どんなときでも、きちんとお子様と正面から向き合って「やる気が出るように」「やる気を取り戻せるように」指導していくことをお約束します』と。


■■□四つ葉のクイズ 其の40□■■

正解は次回のブログで発表します。

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