『夏期合宿を終えて...』
2012.08.17
本日から、夏期講習会後半の日程が各校舎でスタートしました。市川校でも真っ黒に日焼けした生徒たちが元気よく授業に参加してくれています。
小学校4年生から高校3年生(高校1年除く)まで、各学年で行われた夏期合宿も大きな事故なく、無事に終了いたしました。参加された皆様はきっと合宿で大きなものを得て、ひと回りもふた回りも成長して帰っていらしたのではないでしょうか。
私は中学校2年生の全体責任者として、苗場に行っていました。直接、授業は担当していなかったのですが、多くの生徒と時間を共有し、開校式やイベント(野外授業やキャンプファイヤー)、閉校式ではたくさんの話をしてきました。開校式では緊張していたり、ちょっと不安そうにしていたり、笑顔がほとんどなかった生徒たちですが、時間が経つにしたがって、笑顔だけではなく大きな声で挨拶をしてくれたり、話しかけてくれたりと変わってきてくれました。食事の時間には『先生! ここ空いているから隣で食べて!』というような声もかけてくれるようになり、そんな時間の中でも国語の品詞活用の覚え方などを話したりしていました。
合宿期間中、たくさんの生徒からハチマキにサインを求められました。早稲田アカデミーの夏期合宿では全員にハチマキを配ります。もちろん24時間ハチマキをしめて生活しているわけではなく、授業に参加するときの「やる気」のひとつの表れとしてしめるものです。合宿の感想文の中でも『最初はハチマキをしめるのに抵抗があったが、しめることで、いつもとは違った「やる気」が出てくるのを感じた。帰ってからも集中力が切れたときにしめたい』というようなことを書いてくれている生徒がいました。そのハチマキにいろんな先生や友人からサインをもらうことが、夏期合宿期間中の恒例になっているのです。
毎回の合宿でもそうなのですが、いろいろと業務をしていることが多く、そんな場面で『先生!書いてください!』と言われても、なかなか応えてあげることができません。今回も多くの生徒に『ごめんね。いまは仕事しているから、また後でね』と断ってしまいました。みんな素直に聞いてくれて我慢してくれたのですが、結局そのまま書けずに終わった生徒たちもたくさんいたはずです。そんな生徒たちへのメッセージを込めて、私の携帯で撮った写真ですが、載せさせていただきます。
ハチマキにサインをするとき、私はよく『君たちへの「貸し」だからね』と言っています。『将来、君たちが有名になったとき、このことを思い出して先生にサインをしにくるんだよ』と続けます。そんな思いを込めて書いたのが、写真のメッセージ「君の未来に期待する!」という言葉です。きっと、私のもとにはいつか、たくさんの有名人からのサインが集まると思っています(笑)。世界や日本のリーダー、宇宙飛行士もいるかもしれませんし、ノーベル賞を受賞するかもしれません、もしかしたらスポーツ界や芸能界で力を発揮する生徒もいるかもしれませんし...。
この夏、志賀高原で、苗場で、多くの早稲田アカデミー職員が生徒たちのハチマキにサインをしたことと思います。いや、サインだけではなく、授業やイベントでの一つひとつの言葉も、生徒一人ひとりの将来につながるようにという思いで語られたはずです。この夏が、お子様方の未来につながることを願っています。
前回のブログで予告させていただきました小4夏期合宿の様子をご紹介いたします。撮影は、小4夏期合宿に参加をしたサクセス12編集室スタッフです。今回は、第1日目です。次回のブログでは、2日目をご紹介しますのでお楽しみに。
- 2017.07.07 『この夏を成功させる5つの方法 ~第2回クローバーセミナーより~』
- 2017.07.05 『夏をなめるな。』
- 2017.06.30 「国語の学習に関して③ ~記述力・表現力~」
- 2017.06.28 「国語の学習に関して② ~読解力とは~」