『早稲田アカデミーのオリエンテーション』
2012.08.22
早稲田アカデミーでは各学年・各クラスにおいて、「オリエンテーション」というものを実施しています。学校などで行われる「オリエンテーション」という催しは、主に新入生に対して行われるもののようですが、早稲田アカデミーでは生徒の学習に向かう気持ちを作るひとつのきっかけとして、随時行っています。その点においては「ガイダンス」としての意味合いもあるものとお考えください。
オリエンテーションを実施する一番の目的は、生徒たちの学習に向かう気持ちを高め、教育理念である『本気でやる子を育てる』の「本気」を作り上げることです。ですから、単なる事務的な伝達だけではなく、学習上の目標設定や、いま進めている学習の目的などを中心にお話していきます。多くの場合、授業時間内で実施しているのですが、科目学習を進めていくための土台となる部分を、生徒たちの気持ちの中に作り上げるものですから、非常に重要なものとして位置付けています。
定期的に実施しているオリエンテーションとしては、以下のタイミングがあります。
① 各学期の初回授業
② 各講習会の初回授業
たとえば、各学期の初回授業で実施されるオリエンテーションでは、以下のような内容の話を具体的にさせていただきます。
①その学年のその学期が持つ意味
たとえば小学校4年生の二学期であれば、一気に難しくなる小5カリキュラムへ向けた土台作りの時期である...といった内容を、生徒の反応や表情を確認しながら話をしていきます。
②その学期の目標の確認
どのテストを目標にしていけばよいのか、どれくらいの成績をとればよいのか...というような説明です。
③授業の進め方と家庭学習のやり方
各種ある教材の扱い方や、授業内での確認テストの内容、家庭学習(宿題)の基本的なやり方などに関して説明していきます。
④授業やテストを受ける場合の諸注意 など
すべてのお子様が集中して授業を受け、学習できる環境をつくるための諸注意などを説明します。
⑤今後の予定の確認
標準的な実施方法は上記のようになるわけですが、学年・クラスや時期によって当然内容は変わってきます。中学受験が終了した2月の新学期であれば、受験を突破した先輩たちの話をして、次の受験に向かう生徒たちの気持ちを高めたりもするわけです。
また、中学生であれば学校の定期テスト前に「定期テスト対策オリエンテーション」という形で、テストへ向けた計画の作り方や学習の仕方の話をします。小学生の場合でも大きなテスト(全国統一小学生テスト・志望校判定テストなど)の前にオリエンテーションを実施することがあります。
まだまだ残暑が厳しいですが、夏期講習会もいよいよ終盤にさしかかり、二学期開始も間近となってきました。早稲田アカデミーの新学期授業は9月3日(月)から始まります。各校舎でも初回授業において、オリエンテーションが実施されます。教室のキャパシティに余裕があれば、保護者の方にもご参加いただけるはずですので、校舎受付までお問い合わせ下さい。
前回に引き続き、小4夏期合宿の様子をご紹介いたします。撮影は、小4夏期合宿に参加をしたサクセス12編集室スタッフです。今回は、第2日目です。次回のブログでは、3日目をご紹介しますのでお楽しみに。
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