四つ葉cafe 福田貴一 中学受験をお考えの小学生3・4年生のお子様をお持ちの保護者の方のためのブログ

『子どもにとって一番の理解者』

2013.02.13

保護者はコーチと言われることがあります。この場合のコーチは、「指導者」ではなく、「一番の理解者」という意味です。


しかし、子どもの個性についてどんなに理解していても、発言や行動が、子どもや学校、塾とずれてしまっていては、良きコーチとは言えません。1つ例を挙げると、子どもは学年が上がり勉強が難しく感じ始めると、「なぜ勉強をしなければならないのだろう?」と疑問を持つようになります。その疑問に対して、親はどのように答えれば良いのでしょうか?「○○中学校に合格するため」、確かに正しい答えかもしれませんが、できれば「あなたの可能性を奪わないため」と答えてください。


「可能性を広げる」と答える方もいらっしゃるでしょうが、子どもは皆、平等に可能性を持っています。しかし、成長とともに様々な選択をしていく中で、だんだんと可能性が狭まっていくのです。そして時には、一番の理解者であるはずのまわりの大人が、無意識に可能性をつんでしまうこともあるのです。「そんな夢みたいなことばかり言って」「あなたはいつも口だけで最後までできないでしょ」「ちゃんとテストで点数がとれるようになったからね」などと子どもに言ったことはありませんか?このような言葉が、子どもが持っている可能性を奪うことに繋がっていくのです。


子どもたちが、自分の将来に大きな夢や目標を描けるように、子どもたちの一番の理解者、良きコーチになってあげてください。


さて、2月16日(土)には早稲田アカデミー各校舎で『入塾説明会』が実施されます。早稲田アカデミーのシステムなどに関してご説明する会ですが、入試直後の今回は入試結果などについても触れさせていただくことになると思いますし、『普通の子が難関中学に合格する』早稲田アカデミーの指導方針についてもお話いたします。まだ、お聞きになられたことのない方は、ぜひご参加ください。

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