『基礎から学べる中学入試報告会』
2013.03.13
本日、午前中に新宿区神楽坂にある牛込箪笥ホールで小3・小4保護者の皆様を対象とした『基礎から学べる中学入試報告会』を実施させていただきました。首都圏全域から多くの皆様にお越しいただき、本当にありがとうございました。お伝えしたいことがたくさんあり、駆け足でお話しさせていただくことになってしまいましたが、最後には大きな拍手もいただき、ほっとして講演を終わらせることができました。本日のブログでは、お越しいただけなかった方のために、またお越しいただいた方へは「復習」として、簡単に内容を振り返らせていただきたいと思います。
まず、前半では今年度の入試の概況についてお話しました。首都圏の中学入試は2008年のリーマンショックの影響もあり、ここ3年ほど微減傾向にあること。ただし、中学受験そのものは、ブームではなくライフスタイルとして定着してきているため、今後大きく受験率が下がるという予測にはならないこと。などを説明させていただきました。そのような状況の中で一番大切なことは、受験校を考えるときに『ぶれない軸をもつ』ことであるとお話しました。
後半は、低中学年からの中学入試学習を進めていく上でのアドバイス・ヒントを、大きく以下の4つの項目に分けて触れさせていただきました。
①受験勉強をするということ
デメリット:経済的な問題、かかる時間、やりたいことができない...
メリット :大学進学実績、中学高校の6年間の環境、出会う人々...
②受験勉強で身につく力
学力は成績や偏差値ではなく、将来につながる力。大学で『学ぶ力』。
中学受験における成功とは、合格・不合格の結果ではなく、その過程にこそある。
③学習量と成績の関係
各科目・各単元は独立しているものではなく、相互につながっているものである。
成績が伸びない期間にどれだけの「貯蓄」ができるかで、その後の伸び幅が決まる。
④はじまりは、ここから
「教える」のは簡単、「見守る」のは難しい。
「知らないからできない」と考えるのではなく、
「持っている知識でなんとする・考える」へ。
文章にすると長くなってしまうので、項目別にキーワードを箇条書きにさせていただきました。今回の報告会は新年度第1回目の講演会として、次回以降のセミナーの予告編的な位置づけでもありました。上記の詳細に関しては、5月以降実施予定のセミナーやブログ、またサクセス12などで、随時詳しく触れさせていただく予定になっておりますので、ご期待ください。
本日ご協力いただいたアンケート結果に関しては、前半を3/22・後半を3/29に公開させていただく予定です。
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