四つ葉cafe 福田貴一 中学受験をお考えの小学生3・4年生のお子様をお持ちの保護者の方のためのブログ

『牛乳ビンの中にゆで卵...』

2013.03.22

3月20日の祝日にNN女子学院クラスの新年度説明会が保護者の皆様対象に、新宿NSビルの30階で実施されました。旧年度に引き続き、私も国語の授業を担当させていただくことになりますので、ご挨拶をさせていただきました。あるお父様から『ブログいつも読んでいます』というお声をかけていただき、とてもうれしく感じました。ホームページ上のブログですので、皆様からのコメントなどを載せる形にはなっていないのですが、時折いろいろな場面で感想などをお聞かせいただくことがあり、とても励みになっております。早稲田アカデミーのイベントや校舎にも出向くことがありますので、もし見かけるようなことがございましたら、気軽にお声をかけてください。


会場になった新宿NSビルですが、新宿西口の高層ビル群の中にあります。1階から最上階の30階までが吹き抜けの構造になっており、高いところに強くない私は窓のそばには近寄りたくない気分でした。その29階に吹き抜けの上を対岸まで渡る形になっている「橋」があります。もちろん私は渡る気持ちにならないところなのですが...。その「橋」を見ながら、『どうやって作ったのかな』と考えていました。上から吊り下げるようにして作ったのか、下から支えながら作ったのか...。


そんなちょっとした「あれ?」とか「なぜ?」という疑問はお子様にとっても、とても大切なものだと思います。「なぜ?」と考えること、それ自体が頭のトレーニングになると同時に、お子様の興味を喚起し、知的好奇心へとつながっていくものだと思います。


今回の題名ですが、早稲田アカデミー各校舎で実施される小学校3年生対象の無料講座『わくわく理科教室』で実験する内容です。牛乳ビンの上に乗せたゆで卵が「スポッ」と吸い込まれる、そんな実験を行います。お子様方にとっては「手品」みたいに見える実験なのですが、なぜそうなるのかを考えさせるところまで導き、とても身近だけれど目に見えない「空気」の性質にまでつなげていく講座です。この講座の一番の目的は、単に空気の性質を理解させるだけではなく、事象(実験)の結果から、なぜそうなるのかと考える思考過程を身につけさせることにあります。今回は「空気」だけではなく、もうひとつ身近な素材である「水」も使い、楽しみながら実験を行っていく予定です。春休み中の実施を予定しておりますので、小3の皆様はぜひご参加いただければと思います(実施日時は各校舎までお問合せください)。


早稲田アカデミーには、上記のような意図から、よりハイレベルな小学生向けの理科実験を行う教室があります。理科実験のために特設した教室(小学校理科室のレベルの高いものをイメージしてください)で15名定員の特別講座となります。土日を中心に毎月1回、小1~3は楽しみながら理科が好きになってもらえるような実験を、小4~6は中学入試で出題される実験や予習シリーズに沿った成績UPにつながる実験を行っています。ご興味のある方は西日暮里実験室【03-3806-6741】または渋谷実験室【03-3400-6801】まで直接お問合せください。非常に人気の高い講座のため、定員締め切りとなっている曜日・時間帯もありますが、まだお申し込みが間に合う講座もあります。


さて、NSビルの「橋」がどうやって作られたのか、もちろん私にはまだわかっていません(調べればわかるのかもしれませんが...)。ただ、そんなことを想像し、イメージしてみるのは大人でも楽しいものですよね。


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