「夏休みの目標を決めましょう!」
2013.07.17
35℃を超える猛暑日も一段落し、少し過ごしやすくなった印象です。また、これまでの暑さで身体が「暑熱順化(馴化)」してきたのも楽に感じさせる理由なのかもしれません。
さて、夏の学習を効果的に進めるためのキーワードは、「目標」と「計画」です。
このブログでも何度か書かせていただきましたが、「計画」を立てることで行うべき学習内容が明確になり、実行しやすくなります。
一方、学習した内容をきちんと定着させるためには、より高いレベルで学習を行わなければなりません。ただ決められたことを進めるだけではなく、高い意識を持って集中して学習することが大切です。特に夏休みのように長期にわたって学校が休みとなる期間では、より重要になります。
ここで重要になってくるのが「目標」です。目標を設定することで、学習に対する意識は高まってきます。たとえば受験学年であれば、「早めに志望校を確定させ、そこに向けてスタートを切った生徒が合格を勝ち取る」と言われることがあります。受験に対する意識が高まることで、集中力が増し、時間単位の学習密度が上がり、結果として成績が伸びるわけです。では、非受験学年の場合はどうでしょう。はっきりとした目標がなければ、時間に余裕がある分、ダラダラとした学習になってしまうことが多いのです。ただ単に机の前に座っているだけで、頭は回転していない状態は避けたいものです。
そこで、私は毎年夏休みが始まる前に、小3・小4の保護者の皆様に対して「この夏の目標を設定すること」をお勧めしています。小学校3年生の段階では、目標となるテストがあれば問題ありません。小学校4年生以上では、単にテストがあるだけではなく、そのテストでどのような結果を残すかまで決めておくと良いでしょう。
具体的に申し上げますと、小3では8月24日(土)に「サマーチャレンジテスト」が実施されます。「このテストのために、夏はがんばろう!」というお話をお子様にしていただければと思います。小4では8月31日(土)に実施される「YT組分けテスト」が一番の目標になるはずです。「このテストで●コースになろう!」という目標をお子様一緒にお考えいただければと思います。「目標」を決め、それに向けて「計画」を立て、充実した「夏」をお過ごしください。
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