『夏の成果は...？』

2013.09.06

早稲田アカデミーの二学期が始まって一週間が経とうとしています。私も昨日、二学期初回の授業を行ってきました。夏休み中の宿題は、ちょっと差はありましたが、みんながんばってやってきてくれました。

成長を何よりも感じたのは授業中の集中力です。長文を読む際、なかなか集中力が続かなかった生徒が、しっかりと最後まで読めるようになっていました。やんちゃな子は相変わらずやんちゃなままですが、聞くときは聞く、読むときは読む、問題を解くときはしっかりと考える、そんな切り替えができるようになったのも夏の成果といえるでしょう。

さて、そんな風に授業や学習に対する取り組み方が変わっても、成績面で結果が出てくる時期にはそれぞれに違いがあるものです。各学年で夏の終わりにテストが行われました。「サマーチャレンジテスト」や「ＹＴ組分けテスト」など。これらのテストですぐに夏の成果が出てくる方もいれば、今回はまだ出し切れなかった方もいるはずです。

お子様のタイプや精神的な成長度合によって、学習成果が表れる時期はさまざまです。また同じお子様でも科目によって違いがあるものです。算数は学習したことが比較的早くできるようになるけれど、社会などの暗記ものの定着には時間がかかる...など。

夏休みに一生懸命がんばっているお子様の姿をご覧になっていた保護者の皆様は、結果がすぐに出てこないと不安になったり、努力をしていたお子様がかわいそうに思えたりするかもしれません。しかし、がんばった成果は必ずお子様の中に蓄積されています。これからも温かい目でお子様を見守ってあげてください。

2017.07.07　『この夏を成功させる５つの方法　～第２回クローバーセミナーより～』

2017.07.05　『夏をなめるな。』

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2017.06.28　「国語の学習に関して②　～読解力とは～」