「新年度へ向けて」
2013.11.29
11月末から12月にかけて早稲田アカデミー各校舎では、新年度から大きな変化のある学年の方向けの説明会が実施されます。新小4から理社授業とYT教室がスタートする現小3生の方、新小5から通塾日数が増える現小4生の方、それぞれの学年での説明会です。今はまだ11月ですから新学年になるのはまだ先とお考えの方もいらっしゃるかもしれません。しかし、学校と違い、塾では2月から新学年となりますので、学年の切り替わりまであと二ヶ月しかないのです。各校舎の説明会では、新しい学年のスケジュールや学習方法などについてご説明させていただきます。お忙しい時期とは存じますが、ぜひご参加ください。
さて、今回は、現学年の間にやっておくべきことについて書かせていただきます。
まずは学習面についてです。早稲田アカデミーのカリキュラム(予習シリーズのカリキュラム)は、らせん式カリキュラムと呼ばれています。その名前の通り、同じ単元がある程度期間を置いて、また登場してきますので、積み残しがあってもそれほど心配はいりません。
一方で、現学年の間にぜひ身に付けておいていただきたいのは、学習習慣です。学年が進むことで、学習内容は難しく、授業の密度は高くなります。それに伴い宿題量も増えていきます。難度が高まった学習内容を定着させるためには、より高い集中力が求められます。お子様が一番集中できる学習環境と時間を見極めていただき、「いつ」「どこで」学習をさせるかを決めてください。また、新学年に上がったとき、どのような計画をもとに一週間の学習を組み立てるかを今からイメージしておくと、2月からの学習がスムーズになります。
12月の終わりから、1月のはじめにかけて、「冬期講習会」が実施されます。冬休みは、クリスマス・慌ただしい年末・お正月...とお子様にとっては楽しみな行事やイベントがたくさんあります。テレビでも子ども向けの年末特番などもあり、気が付いたらテレビとゲームで冬休みが終わってしまった、などという話を聞くことがあります。塾の冬期講習会を上手にご活用いただき、そこで出される宿題に集中して取り組む時間を事前に設定し、しっかりと学習するようにご指導ください。もちろん、宿題が終わったら、大掃除の手伝いや、クリスマスプレゼントでもらったゲームなどで遊ぶ時間もとっていただきたいと思います。メリハリのついた時間を過ごすことが、学習習慣を身に付ける上ではとても大切です。
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