「1月31日」
2014.01.31
今日は1月31日。私たち塾関係者にとっては「大晦日」のような日です。旧年度の最終日であり、明日からいよいよ東京・神奈川でも中学入試が始まる、そんな中で気持ちが新たになる一日です。
私も昨日、志木校で小学校3年生クラスの最終授業を行ってまいりました。昨年の4月から10ヶ月間担当させていただきましたが、とても楽しく授業を行うことができました。この場を借りて、志木校の小3保護者の皆様に心より感謝申し上げます。ありがとうございました。
今でも一回一回の授業のことをとてもよく覚えています。教えた内容よりも、一人ひとりの授業の受け方であったり、答えてくれた内容であったり、ときには厳しく叱ったことなども。担当したばかりのころは、国語を教えるというよりも授業の受け方や、家庭学習の仕方などについて話をすることの方が多かったのですが、クラス全体の雰囲気もどんどん良くなり、それに伴ってそれぞれが集中して学習してくれるようになっていきました。生徒たちは、この一年間で本当に大きく成長しました。
中学入試へ向けた学習では、その年代の子どもの標準的な精神的成長過程よりも高いレベルが要求されます。そのため、毎週行う単元学習の中に「積み残し」が出てしまうということに関しては以前にも書かせていただきました。一般的な傾向としては、精神的に成長することで積み残していた内容の理解が進み、それに伴って成績的にも向上していきます。
私が担当していた生徒たちは、これからもまだまだ精神的に大きく成長してくれると思っています。そのときに学力や成績が大きく伸びる下地は作れたものと思っております。
2月から皆様の校舎でも学年が切り替わり、担当講師が変わることもあると思います。小学校6年生を卒塾させた講師が、皆様の学年の担当として新たに加わるケースも多いと思います。担当講師が変わるということは、お子様や保護者の方にとって不安な部分ではあると思いますが、一方で、心機一転! 新しい気持ちで学習に臨めるという側面もあるはずです。また、これまでの担当講師が、異動などで違う校舎に行ったとしても、同じ早稲田アカデミーですので、ご相談いただくことなどは可能です。お子様にとっても、自分のことを知っていて応援してくれる先生が一人でも多くなるのは良いことだと思います。
小学校4年生のときに担当していた生徒が今年入試を迎えました。千葉県の中学校が第一志望の生徒の入試応援に行き、握手をして声を掛けてきました。合格の報告に校舎に来てくれた彼は、「福田先生にもお礼を言いたくて...」と校舎の担当講師に伝言を残してくれたそうです。3年後の入試では志木校の生徒たちの応援にもぜひ駆けつけたいと思っております。
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