『夏へむけた準備を!』
2014.07.16
先週の台風8号以降、日差しが強くなり、「いよいよ夏本番!」という感じになってきました。西から「梅雨明け」の報も入ってきているようです。早稲田アカデミー各校舎でも、来週から始まる夏期講習会へ向けて、準備を整えているところです。夏は、一年で最も学力が伸びる時期。お子様にとって「飛躍の夏」となるように、充実した密度の濃い夏期講習会にしていきたいと考えています。
さて、ご家庭でも夏休みへ向けた準備を進めていらっしゃることと思います。以前にも何度か書かせていただきましたが、夏の学習をより充実させていくためには、事前に『準備』をしておくことが必要です。「学習計画表」をしっかりと準備して、夏の学習イメージを作っておくことの重要性に関しては、先日のクローバーセミナーでお話しさせていただきました。今回は、「学習計画表」以外の準備の話です。
準備という点で一番大切なのは『心の準備』です。「よし、夏休みだ!がんばろう!」という気持ちがお子様の中に生まれるというイメージです。早稲田アカデミーでも夏期講習会初回授業で「オリエンテーション」を実施し、「講習会期間中の学習目標」や「授業の進め方・家庭学習のやり方」などを伝えて、お子様の中の「やる気」を引き出していきますが、ご家庭でもサポートしていただければと思います。そのためのアドバイスをいくつか挙げます。
まず、学習環境の整備をしてください。簡単に言えば「勉強する場所の掃除・整理」です。一学期に使ったテキストや教材などは整理して片付けてしまうのがよいでしょう。夏を迎える前に「リセット」するようなイメージです。中には「やり切れなかった一学期中の教材を夏休みに...」とお考えの方もいらっしゃるかもしれませんが、それよりは「夏期講習会の家庭学習に注力して、その完成度を高める」という方がよいと思います。一学期中の重要単元に関しては、各学年とも講習会カリキュラムの中で復習を行いますし、少々の「積み残し」であれば、ここから先に十分フォローができるようになっていますのでご安心ください。また、お子様の学習に向けた気持ちを考えても、「やり残したことをやっていく」というよりも、「ここから新しく取り組んでいく」という方が、前向きになれるはずです。
机の上が片付いたら、学習用具(文房具)を何か新しくするのもよいでしょう。夏期講習会から新しく使い始めるノート、今までよりもちょっと大人っぽい筆箱...そのようなものをきれいになった机に並べれば、「よし!がんばるぞ!」という気持ちが自然に生まれてくるものです。講習会でお弁当がある学年の方は、お弁当箱を新しくするというのでもよいかもしれません。
「夏」を特別な期間としてとらえ、その期間の学習に集中する...そんな気持ちにお子様がなれるように、いろいろと工夫をしていただければと思います。
私も、夏を前に髪を切ろうかと考えているところです。
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