「夏期合宿の準備について ~合宿に向かう気持ちが高まるように~」
2014.08.01
7月も終わり、8月に入りました。私の担当していた小3クラスも昨日で夏期講習会が終了しました。次に生徒たちに会うのは夏期講習会後半に実施される「SSゼミ(スーパーセレクトゼミ)」と「サマーチャレンジテスト」のとき。生徒たちは、きっとそれまでに真っ黒に日焼けして、ひとまわり大きくたくましく成長してくれていることでしょう。
生徒たちに、どこかに出かける予定があるかを聞いてみました。すると、「沖縄!」「九州!」「大阪!」...、などという声が返ってきました。また、「先生はどっか行くの?」と聞かれたので、「長野県の志賀高原に行くよ、合宿で!」と答えたら、生徒たちから「いいなぁ...」と言われました。
小学校4年生以上の方の中には、「夏期合宿」に参加される方もたくさんいらっしゃると思います。今年度の小学生の合宿日程は、8月2日から小学校5年生が3泊4日、8月4日から小学校6年生が4泊5日、小5が帰ってくる8月5日から入れ替わりで、小学校4年生が3泊4日となっています。小5生はもう明日の出発になりますので、荷物の準備なども終えられていることでしょう。私のいる本社運営部にも、「パジャマは何着必要でしょうか」「荷物を入れるバッグはどれくらいの大きさがいいですか」など、さまざまなお問合せがありました。昨年もこの時期に書かせていただいた内容ですが、今年もよくあるご質問に簡単にお答えしておきます。
*懐中電灯の使用用途
夏期合宿最終日の夜に行われるキャンプファイヤー。その会場への往復の道で足元を照らすために使うものです。ですから、それほど大きなものでなくてかまいません。それ以外の「イタズラ」などに使わないようにお伝えいただき、お持たせください。
*携帯電話を持たせてかまわないか
携帯電話は、合宿のホテルに滞在中は「貴重品」として預からせていただきますので、原則として使用はできませんが、持たせていただくことはかまいません。帰りのバスの中では使用できますので、到着のご連絡などにはご利用いただくことができます。高速道路の渋滞などの影響で到着予定時間が前後することがありますので、お子様とのご連絡にご活用ください。ただ、ホテル到着後にお預かりいたしますので、充電が切れないように預ける時には電源を切っておくようにお伝えください。
*ノートや教材は何を持っていくべきか
教材やテキストは合宿オリジナルのものを現地で配布しますので、原則お持ちいただく必要はありません。ただ、社会の授業(小5・小6の四科クラス選択の方、選択授業で社会を選んでいる方)に参加する場合は、地図帳のみお持ちいただく必要があります。ノートに関しては特別の指定はありませんが、全科目の分をお持ちいただくと荷物になってしまいますので、ある程度まとめて使用できる「合宿専用ノート」をご用意いただくのがよいでしょう(通常授業であれば科目ごとにノートを分けることをお勧めしているのですが、合宿に関しては一冊でもよいと思います)。校舎で実施された合宿オリエンテーションで「しおり」と一緒にステッカー(シール)が配布されているはずです。荷物に貼るシール以外のものはご自由にお使いいただいてかまいません。「合宿専用ノート」に貼ったりしている生徒も毎年見かけます。そんな細かい準備の一つひとつが合宿に向けた気持ちを高めることにもつながりますので、お子様とご一緒に楽しみながらなさってみてはいかがでしょうか。
*荷物の大きさはどれくらい?
3泊4日、4泊5日の衣類が荷物のほとんどを占めることになると思います。ただ、現地で配布されるテキストや購入したお土産も持ち帰ることになると思いますので、行きからあまりパンパンの状態ですと、帰りの荷づくりがとても大変になりますので、若干の余裕をもって準備をしていただくとよいと思います。
*現地でお金は何に使うの?
ホテル内に設置されている飲料の自動販売機を利用してもよい時間が各ホテルで設定されています。そこでは小銭を利用することになります(あらかじめ100円玉を何枚かご準備いただくとよいでしょう)。ただ、各ホテルには自由に飲める麦茶が用意されていますので、自動販売機を利用しなければならないというわけではありません。また、ホテルごとに「お土産購入時間」がありますので、そこではある程度まとまった金額(1,000~2,000円程度)を使う生徒が多いようです。お土産もあらかじめ誰にどれくらいのものを買ってくるかを、お子様とご相談いただくのがよいかもしれません。
実際に準備を始めると、さまざまな疑問が出てくることと思います。配布させていただいている「しおり」にほとんどのことが書いてありますので、そちらをご確認いただければとは思いますが、万が一ご不明な点がありましたら、各校舎(連絡がつかない場合は本社)までご連絡ください。
夏期合宿の効果を最大限のものにするためには、すべての授業やイベントはもちろん、食事やお風呂といった生活面全般に対しても『一所懸命』取り組むことが大切です。合宿に参加するスタッフはお子様方の『やる気』を引き出すために、スタッフ自身も『一所懸命』に授業を行い、生活面のバックアップもしてまいります。たとえば、朝行われる「ラジオ体操」一つをとっても、お子様方に『一所懸命』取り組んでいただけるように、スタッフが率先してやっていきます。
さて、私も夏期合宿に行ってまいります。合宿期間中は現地でお子様方の指導に全力であたっていきたいと思いますので、「四つ葉café」の更新もしばらくお休みさせていただきます。次回は合宿が終了し、夏期講習会後半がスタートした8月20日(水)を予定しておりますので、ご了承ください。皆様も充実した「夏休み」をお過ごしください。
- 2017.07.07 『この夏を成功させる5つの方法 ~第2回クローバーセミナーより~』
- 2017.07.05 『夏をなめるな。』
- 2017.06.30 「国語の学習に関して③ ~記述力・表現力~」
- 2017.06.28 「国語の学習に関して② ~読解力とは~」