四つ葉cafe 福田貴一 中学受験をお考えの小学生3・4年生のお子様をお持ちの保護者の方のためのブログ

『さあ、競争だ! ~全国統一小学生テスト~』

2014.10.31

いよいよ、来週の月曜日11月3日(祝)に「全国統一小学生テスト」が行われます。私が担当クラスしている生徒たちも「さあ、がんばるぞ!」という気持ちになっています。遊園地や水族館に行くのを楽しみに待つのとは少し違いますが、テストを大きなイベントととらえ、ドキドキしながらもワクワクした気持ちで迎えることができるようにご家庭でもお話しください。お子様がまだ低学年でしたら、単純に「がんばってテストを受けたら美味しいものを食べに行こうね」というようなご褒美も効果的だと思います。このテストを主催する四谷大塚のホームページには「さあ、競争だ!」というキャッチコピーが載っています。全国の同じ学年の生徒たちとの競争、そして昨日までの自分との競争、そんな競争の中で、子どもたちの向上心は育まれていきます。お子様が「全国統一小学生テスト」において、自分の持っている力を100%発揮できるように、ぜひ応援してあげてください。早稲田アカデミー各校舎でも、準備を万全にしてお待ちしております。


「全国統一小学生テスト」の問題は、学校で行われているテストとは違います。問題作成の目安として四谷大塚が発表している各学年の平均点は以下の通りです。


小学校1年生→70% 小学校2・3年生→60% 小学校4・5・6年生→55%


上記の数値は全国の受験生全体の平均点の目安ですので、進学塾への通塾率が高い首都圏ではこれよりも高くなるはずです。しかし、平均点を8割~9割と想定して作成される公立小学校のテストとは違うことがおわかりいただけると思います。「全国統一小学生テスト」を初めて受験される場合、「難しかった」「習っていないことが出た」と感じてしまうかもしれません。テストへ行く前に、「難しい問題があったら、飛ばして自分ができる問題をしっかり解くこと」というようにご家庭でもご指導いただければと思います。あわせて、「解答欄のすべてを埋める必要はない」、ということもお話しいただくとよいでしょう。


「全国統一小学生テスト」は、全国で10万人を超える子どもたちが受験します。そこで採点処理を正確に素早く行うために、小学校3年生以上では「マークシート形式」で実施されます。小学生のテストではあまり取り入れられていない形式なので、保護者の皆様から「大丈夫ですか?ちゃんと塗れますか?解答欄を間違えたりすることは?」といったご質問をいただくこともあるのですが、小学生は大人以上に順応力があるものです。少し練習をしただけですぐにマスターしていきます。私も先週の「対策授業」で、小3生に説明してみたのですが、すぐに理解して問題なくできていました。ただ、マークシートをきちんと塗るために、BもしくはHBの鉛筆をご用意ください。


天気予報では、当日「曇り一時雨」となっていました。気温も低いようですので、お気をつけて早稲田アカデミー各校舎の受験会場までお越しください。「BもしくはHBの鉛筆・消しゴム」「受験票(もしくはQRコードシール)」(※当日お渡しする場合もあります)も忘れずにお持ちください。

同じテーマの最新記事

2017.07.07 『この夏を成功させる5つの方法 ~第2回クローバーセミナーより~』
2017.07.05 『夏をなめるな。』
2017.06.30 「国語の学習に関して③ ~記述力・表現力~」
2017.06.28 「国語の学習に関して② ~読解力とは~」
資料請求はこちら