四つ葉cafe 福田貴一 中学受験をお考えの小学生3・4年生のお子様をお持ちの保護者の方のためのブログ

「おせち料理とか、お雑煮とか」

2016.01.06

新年、あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いします。

皆様は年末から年始、いかがお過ごしでしたでしょうか。私が担当しているクラスの生徒たちは、「おばあちゃんの家に行った」「スキーに行った」「初詣に行った」「福袋を買った」など、様々に楽しいお正月を過ごしていたようです。


私自身も、やはり新年を迎えて新しい気分になっています。正月特訓の授業もありましたので、お正月だからといって特別なことをしたわけではないのですが、2016年を迎えたというだけで気持ちが変わっているのを感じています。


ここからの二か月間、早稲田アカデミーは一番忙しい時期になります。中学入試・高校入試・大学入試が行われ、受験生が巣立っていくとともに、新しく一緒に学習をしていく生徒たちを迎える時期でもあります。まずは受験生たちのラストスパートを応援し、そして新しい気持ちで新学年になる生徒たちをサポートしていきたいと決意を新たにしているところです。


「新年だからといって特別なことをしたわけではない」と書きましが、実家に行って「おせち料理」や「お雑煮」を食べました(実家は私の住んでいるマンションから徒歩1分のところにあります)。福田家の「お雑煮」は白味噌仕立てです。父親が関西出身なので、昔から「お雑煮」は白味噌なんだと思い込んでいたのですが、小学生のときに友人の家で「お雑煮」をいただき、その違いにびっくりした思い出があります。私が「なんでこのお雑煮には味噌が入っていないんですか?」と聞いたことで、逆に友人のお母様が驚いていました。最近ではテレビなどでも取り上げられているせいか、日本各地の「お雑煮」には様々な種類があることが知られるようになりましたが、当時は珍しかったようです。


「おせち料理」に関しては、中学入試問題でも取り上げられることがあります。「次のうちニシンの卵を選びなさい」という設問で「かずのこ」が正解となる問題を見たことがあります(慶應湘南藤沢中)。ご家庭で「おせち料理」を食べているときの会話を意識した問題でしょう。また桜蔭中では、社会で「おせち料理」に関しての大問が出題されたことがあります。「おせち料理に甘いものが多い理由」、「イワシの加工食品を『田作り』という理由」などが問われていました。


身近な日常生活を題材にした入試問題はよく出題されます。単なる机上の学習だけではなく、生活していく中で興味や関心を引き出せるように、ご家庭でも接していただければと思います。初詣に行った神社の由来を調べてみるのも歴史に興味をいだかせるのにはよいかもしれません。「学問の神様」と言われる「天神」「天満宮」にはなぜ「梅」の花が多いのか。「東風吹かば 匂ひおこせよ 梅の花 主なしとて 春な忘れそ(忘るな)」の歌まで発展をさせるのは、小学生にとっては少しレベルが高くなってしまいますが。


そういえば、明日は「七草粥」ですね。七草について調べてみるのも、おもしろいかもしれませんね。

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