四つ葉cafe 福田貴一 中学受験をお考えの小学生3・4年生のお子様をお持ちの保護者の方のためのブログ

『いよいよ2月1日がやってきます』

2016.01.29

東京都・神奈川県にある私立の中学入試が2月1日からスタートします。すでに、1月に入試が行われた埼玉県・千葉県にある中学校への進学を決めた受験生もいます。しかし、入試を実施する学校が一番多い2月1日が、「中学入試本番」というイメージが強いようです。


余談ですが、中学受験を目指して学習を進めている生徒の総数を正確に集計することは難しいそうです。小学校でそのような調査をすることは実質不可能でしょうし、全ての塾の在籍者数を調べても、正確な数字は出てこないと思われます。そんな中で一番実数に近い数字といわれているのが、2月1日の志願者数・受験者数です。それは、首都圏で中学受験を考えている多くの受験生が、2月1日に受験をするからです(実際に埼玉・千葉入試で進学先が決まった受験生の中にも受験される方はいます)。


本日(1/29)、私が勤務している錦糸町校では、小6受験クラスの「最終授業」が行われました。授業と授業の間のお弁当時間に教室に顔を出して、「早稲アカで食べる最後のお弁当だね」と声をかけたところ、「もっと大事に食べればよかったぁ」と言っていた生徒がいました。錦糸町校は昨年の1月に開校したため、受験生たちは一年間しか早稲田アカデミーに通ってはいませんが、本当に真剣にそれぞれの志望校に向けて取り組んでくれました。生徒たちのカバンには「早稲アカワッペン」が貼ってあったり、夏期合宿や正月特訓で使った「ハチマキ」が結んであったり...。


ここまできたら、あとは試験会場でいま持っている力の100%を出しきってくれることを祈るだけです。どのような結果になったとしても「悔い」を残すことなく、「やりきった」という充実感・達成感を得ることができれば、その経験は必ずその先のステージにつながると私は考えています。


中学入試の結果は、合格か不合格の二つしかありません。「あと何点だった、惜しい...」というようなテストではありません。合格ラインを挟んだ1点が明暗を分けるということを考えると、12歳の子どもにとっては厳しい試練だとも思います。


ただ、目標に向かって真剣に努力をしてきた経験と、そこで培った力は入試が終わったからといって消えてなくなるものではありません。単なる「合格・不合格」という結果だけではなく、そこまでの過程、そこまでの努力が未来へつながることを信じて、これからも生徒の指導にあたっていきたいと強く考えています。


今年も12歳の試練に立ち向かっている全ての受験生へ向けて...祈 合格!

同じテーマの最新記事

2017.07.07 『この夏を成功させる5つの方法 ~第2回クローバーセミナーより~』
2017.07.05 『夏をなめるな。』
2017.06.30 「国語の学習に関して③ ~記述力・表現力~」
2017.06.28 「国語の学習に関して② ~読解力とは~」
資料請求はこちら