『新しいテキストの使い方』
2016.02.12
新学年における各科目の初回授業が終わったことと思います。新年度のスタートは順調に切れましたでしょうか。新小学校4年生以上の皆様は、明日から「土曜YT講座」も始まります。一週間の計画を立て、それに沿って進めることができれば一番よいのですが、最初から完璧にはいかないものです。まずは、テキスト(教材)の内容とその使い方をしっかりと理解するようにしてください。
新年度からの学習にあたり、まず、ご理解いただきたいのは「教材やテキストの問題の全てを扱う必要はない」ということです。塾の教材は、小学校のものとは違って、全ての内容を完璧にこなすことを前提とはしていないのです。小学校4年生の国語の教材を例にとると...
① 予習シリーズ
② 漢字とことば
③ 演習問題集
④ 応用演習問題集
⑤ 日々の国語
...の5種類があります。これら全てを理解し、定着させることは、国語が得意な生徒でも時間が足りないでしょう。保護者の皆様の中には『購入した教材なんだから全てを扱うべきだ』とお考えになられる方もいらっしゃるのですが、上記のような点をご理解いただければと思います。言い換えれば、その生徒やクラスに必要な内容を取捨選択して使うために、多めの教材や問題が用意されているとお考えください。
それらの教材の内容と使い方をご理解いただくことが、新学年の学習計画を立てるスタートだとお考えください。なぜなら、一週間の中でどのような学習をするかが把握できていないと、「何曜日」の「何時」に「何」をするかが決まらないからです。初回授業で行われた『オリエンテーション資料』や、各学年の『学習の手引き(ドリームキャッチ)』などをご覧いただくと宿題の内容や進め方をご理解いただけると思いますが、なによりも担当の講師からの指示をしっかりとご確認いただくことが重要です。お子様経由ではわからない点がありましたら、お気軽に早稲田アカデミー各校舎の担当講師までお問い合わせいただければと思います。また、その中で宿題の内容だけではなく、標準的な所要時間(どれくらいかかるか)もご確認いただくとよいでしょう。
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