『ひとクラスの人数は何人までですか?』
2016.11.16
早稲田アカデミーの授業は「習熟度別少人数スタイル」で行われています。早稲田アカデミー全校舎のクラスの平均人数をとってみると、13~14名程度となりました。もちろん「平均」ですので、校舎やクラスによって、それ以上の人数になっているところもありますし、その逆もあります。
中学入試の学習を進めていく上での適正なクラス人数というのは、状況によって異なってくると考えています。5名までが良い、10名程度が良い、20名だと多すぎるなど、さまざまな意見を聞くことがあります。また、早稲田アカデミーへの入塾をご検討されている保護者の方から「1クラスの人数は何人までですか」というご質問をいただくこともあります。ただ、単に人数だけで「良い・悪い」は決められないと思うのです。たとえば、3名しか在籍をしていないクラスであったとしても、学力に大きな開きがあり、目標にも差があれば、授業運営はとても難しくなってしまいます。一方、20名のクラスでも、同じ目標を持つ同じレベルの生徒が集まっているとすれば、授業はまったく問題なく進めることができます。加えて、多くのライバルたちと切磋琢磨できることで、より効果的に成績を伸ばすことができるのです。
早稲田アカデミーが考える「少人数制授業」とは、担当講師が一人ひとりの生徒をどれだけしっかりと「見つめて」いるかという点にポイントを置いて考えています。5名だけのクラスであったとしても、「クラス全員」対「講師」という関係であれば、それは早稲田アカデミーの求める「少人数制」ではありません。20名のクラスでも、「生徒一人」対「講師」という関係が20通り存在しているのであれば、一人ひとりをしっかりと見つめ、成績を伸ばすことができるはずです。早稲田アカデミーの「少人数制授業」の本質はそこにあります。さらに、担当講師が、学習内容以外の部分についても、お子様のことをどれだけ把握しているかという点も重要な要素だと思います。講師は、自分の担当科目の学習状況以外にも、ご家庭の方針や生活環境、学校での様子や習い事などまで、お子様に関する様々な情報を把握することで、はじめて「生徒一人」対「講師」という関係を築くことができると考えているわけです。
明日、今年度第4回目となる『クローバーセミナー』を実施させていただきます。今回も非常に多くの方にお申し込みをいただき、本当にありがとうございます。『中学受験で身に付く本当の力 ~大きな挑戦が子どもを成長させる~」と題して、お話しさせていただく予定なのですが、今回もお伝えしたいことが多く、少し早口になってしまうかもしれません(いつものことではありますが...)。
気になったので、天気予報を見てみたところ、お天気は大丈夫そうです。「表参道駅」から徒歩5分のところにあります「アイビーホール」が会場となりますので、お気をつけてお越しください。会場でお待ちしております。
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