神奈川県の公立高校の入試制度
2025年度(令和7年度)の選抜方法
- 第1次選考で「英数国理社の学力検査」と「内申点」で選抜基準が決まります。
また一部の学校では「特色検査」も選抜基準に加わります。 - 第2次選考では「英数国理社の学力検査」と「主体的に学習に取り組む態度」で選抜基準が決まります。
また一部の学校では「特色検査」も選抜基準に加わります。
全日制・第1次選考(定員の90%) |
選考基準:「内申点+学力検査(+特色検査)」で選考基準が決まっております。 |
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内申:学力:特色検査=3:7:3の場合の例 |
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「内申点 127/135点」「学力検査 450/500点」「特色検査 60/100点」を3:7:3にする場合 「内申点 282.2/300点」「学力検査 630/700点」「特色検査 180/300」となり、合計1300点満点中1092.2点となります。 |
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全日制・第2次選考(定員の10%) |
選考基準:第1次選考での合格者を除く受験者において、「学力検査+中3の9教科の『主体的に学習に取り組む態度』の評価(+特色検査)」で選考基準が決まっております。 |
2025年度(令和7年度)入試における学力検査点の比率
多くの学校が、第1次選考における内申と当日の学力点の比率を、「内申:学力=3:7」「内申:学力=4:6」「内申:学力=5:5」としています。
また、第2次選考における中3時の9教科の主体的に学習に取り組む態度と当日の学力点の比率は、「主体的に学習に取り組む態度:学力=2:8」「主体的に学習に取り組む態度:学力=3:7」としています。
主体的に取り組む態度の計算方法としては、各科目の主体的に取り組む態度の観点で、Aを3点、Bを2点、Cを1点とし合計27点満点とします。
神奈川県立高校も一昔前と比べ、より学力重視の入試へと変革をしております。
また神奈川県立高校のトップ校は学力向上進学重点校と学力向上進学重点校エントリー校となっており、選考基準に内申、学力に加え特色検査(9教科横断型入試)を取り入れております。
合格してからこれらの学校へ進学した場合、特色検査を実施しない公立高校と比較すると学習カリキュラム等が非常に早いため、より大学受験に向けての準備に力を入れられるといっても過言ではありません。
特色検査を実施する学校のほとんどが学力重視となる選考基準となっており、また合格するためにも各科目高得点が求められるため、近年難化している神奈川県立の問題の中で正答率が低い問題を正解する力が求められます。
正答率が低い問題は、いわゆる毎年出題される公立パターンとは異なり私国立入試でも出題されるものが多いため、これらの難関校を合格するためには日頃から幅広い対応力、高い学力をつけていく必要があります。
学力向上進学重点校と学力向上進学重点校
エントリー校における2025年度(令和7年度)選考基準
比率 |
学校名 |
---|---|
3:7:3 |
横浜翠嵐 |
4:6:2 |
湘南・厚木・横浜緑ケ丘・多摩・横浜国際(IB) |
3:7:2 |
柏陽・横浜サイエンスフロンティア※2 |
3:7:1 |
横須賀※3・平塚江南 |
4:6:1 |
希望ケ丘・川和・鎌倉・茅ケ崎北陵・小田原・大和・横浜国際(国際)※4 |
5:5:1 |
横浜平沼・光陵・相模原 |
- 1 内…内申/学…学力検査/特…特色
- 2 横浜サイエンスフロンティアは英語・数学・理科の評定が2倍かつ数学・理科の学力検査が2倍
- 3 横須賀は英語・数学・国語の内申が2倍
- 4 横浜国際(国際)は英語の内申が2倍
各学校に合格するために必要な選考基準の目安
各学校に合格するために必要な選考基準の目安は、こちらからダウンロードできます。
- 倍率や各年度の平均点によりこの基準は異なる場合もあります。
- 2024年6月時点、神奈川県教育委員会ホームページより(変更の可能性がございます)。
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