『首都圏中学入試、後半戦へ! ~いよいよ2月、祈合格!~』
2020.01.29
東京・神奈川の私立中学入試が2月1日からスタートいたします。近年、埼玉・千葉の1月入試校を第一志望にされている方も増えてきているため、1月中に進学先が決まった方もいらっしゃいますが、やはり2月1日に入試を実施する学校が一番多いため、「中学入試本番」というと2月1日をイメージされる方が多いのではないでしょうか。
余談ですが、中学入試を目指して学習を進めている生徒の総数を正確に集計することは難しいそうです。小学校でそのような調査をすることは実質不可能でしょうし、全ての塾の在籍を調べても、正確な数字は出てこないと思われます。そんな中で一番実数に近い数字といわれているのが、2月1日の志願者数・受験者数です。首都圏で中学受験を考えている方の中で、2月1日に受験をしない方は少ないはずですので(実際に埼玉・千葉入試で進学先が決まっている方の中でも受験される方もいるはずです)、その数字の合計が、中学入試受験者総数に一番近い数字として使われることが多くあります。
本日、私のいる校舎では小6受験クラスの生徒たちの「最終授業」が行われました。2月入試へ向けた「激励会」も実施させていただき、ここからの入試で持っている力のすべてを、早稲アカで培った実力のすべてを、出しきれるように励ましました。まだまだ12歳の子どもたちではありますが、それぞれの目標に向けて本当に真剣に取り組んでいます。生徒たちのカバンには「早稲アカワッペン」が貼ってあったり、夏期合宿や正月特訓で使った「ハチマキ」が結んであったり……。目標に向かって真剣に取り組むその姿は、早稲田アカデミーの受験生として、本当に成長してくれた姿だと思っています。
ここまできたら、あとは入試会場でいま持っている力の100%を出しきってくれることを祈るだけです。どのような結果になったとしても「悔い」を残すことなく、「やりきった」という充実感・達成感を得ることができれば、その経験は必ずその先のステージにつながると私は考えています。
中学入試は合格か不合格かという二つの結果しか出てきません。「あと何点だった、惜しい……」というようなテストではありません。合格ラインを挟んだ1点が明暗を分けるということを考えると、12歳の子どもにとっては厳しい試練だとも思います。
ただ、目標に向かって真剣に努力してきた経験と、そこで培った力は入試が終わったからといって消えてなくなるものではありません。単なる「合格・不合格」という結果だけではなく、そこまでの過程、そこまでの努力が未来へつながると信じて、これからも生徒の指導にあたっていきたいと強く考えております。
今年も12歳の試練に立ち向かっている全ての受験生へ……祈 合格!
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