四つ葉cafe 福田貴一 中学受験をお考えの小学生3・4年生のお子様をお持ちの保護者の方のためのブログ

『いよいよ全国統一小学生テスト!』

2021.06.04

いよいよ、日曜日(6月6日)に「全国統一小学生テスト」が迫ってきました。最近は不安定なお天気となっていますが、日曜日の首都圏は「曇り」という予報のようです。以前、台風のようなお天気がぶつかってしまったことがあり、びしょ濡れになって受験に来た生徒がいたこともあるのですが、今年はその心配はなさそうです。感染症対策のマスクなどをご用意いただき、お越しください。早稲田アカデミーの校舎には「手指消毒用」のアルコールもご用意していますので、ぜひご活用ください。


私の勤務している武蔵小杉校の生徒たちも「よし、がんばるぞ!」という気持ちになっているようです。遊園地などに遊びに行くのを楽しみにするのとは少し違うところもあるでしょうが、大きなイベントのひとつとしてテストをとらえ、ドキドキしながらもワクワクという気持ちで迎えることができるようにご家庭でもお話しいただければと思います。低学年の皆様でしたら、「テストでがんばったら美味しいものを食べに行こうね」というようなご褒美も効果的だと考えます。


「全国統一小学生テスト」は、試験範囲の定まっていない総合力を試すテストです。原則としてその学年の小学校カリキュラム範囲を超える内容は出題されないことになっています(たとえば小学校3年生で「小数」は出ない)が、単なる知識事項を問う問題や、処理能力を試す問題だけではなく、思考力や応用力が必要な問題も出題されます。こういった問題は、お子様にとっては「習ったことがない問題」とうつってしまうことがあります。そういった問題に対しての対応力を確認するのには非常によい問題のはずです。そして、ここまでの学習状況を確認するだけではなく、これからの学習の方向性を定め、お子様の意識を高めるような、そんなテストにしていただければと思います。


全国の同じ学年の生徒たちとの競争、そして昨日までの自分との競争、そんな競争の中で、お子様方は向上心を持って成長していくはずです。そのひとつのスタートラインとして、きっかけとして、「全国統一小学生テスト」でいまの自分の実力を100%発揮していただきたいと思っています。早稲田アカデミー各校舎でも、当日は万全の体制でお待ちしております。


「全国統一小学生テスト」の問題は、学校で行われているテストとは違います。問題作成の目安として四谷大塚が発表している各学年の平均点は以下の通りです。


小学校1年生→70% 小学校2・3年生→60% 小学校4・5・6年生→55%


もちろん、全国的な平均点の目安になりますので、進学塾に通塾されている方の多い首都圏ではこれよりも高くなりますが、平均点が8割~9割を想定して作成される公立小学校のテストとは違うことがおわかりいただけると思います。初めて受験されるお子様の中には「難しかった」「習っていないことが出た」と感じられる方もいらっしゃるかもしれません。テストに行く前にご家庭でも、「難しい問題があったら、飛ばして自分のできる問題をしっかり解くこと」というようにご指導いただければと思います。解答欄のすべてを埋める必要はない、ということもお話しいただくとよいと思います。


小学校3年生以上では「マークシート形式」で実施されます。全国で10万人を超える受験生がいますので、正確に素早く採点処理を実施するためです。小学生のテストではあまり取り入れられていないスタイルなので、保護者の皆様から「大丈夫ですか?ちゃんと塗れますか?解答欄を間違えたりすることは?」といったご質問をいただくこともあるのですが、小学生は大人以上に順応力があり、少し練習をしただけですぐにマスターするものです。ただ、マークシートをきちんと塗るために、BもしくはHBの鉛筆をご用意ください。

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