『2月第一週 ~新学年クラススタートへ向けて~』
2022.02.02
都内・神奈川の中学入試が昨日(2月1日)から行われています。 最近は午後入試を実施する学校も多く、首都圏では受験生の半数以上が、2月1日の午後入試に出願しているという統計も出ています。さらに当日発表の学校も増えていて、2月1日の夕方から校舎には「結果報告」の電話が相次いでいます。今年の早稲田アカデミーの受験生たちの結果に、皆様もご期待ください。
さて、2月第一週は「中学受験対応」と「新年度準備」のために、早稲田アカデミーの小学生の授業はお休みとさせていただいております。新学年での授業は、2月7日(月)からスタートとなります。新小4~新小6の方は1月29日・30日に行われた、四谷大塚の「公開組分けテスト」の結果で新クラスが決まり、新学年からは新しいクラスでの学習がスタートすることになります。
1月最終週の授業では、多くのクラスで新学年カリキュラムの「第1回」単元の先取りが行われていたはずです。新しいテキストを使い始めたことで、新鮮な気持ちで取り組めたお子様も多いことでしょう。今週は塾での授業が行われない期間ですので、少し余裕もあると思います。今回はそんな期間のご家庭での過ごし方について書かせていただきます。
まず、旧学年の教材(テキストやテスト)の整理は終わっていますでしょうか。捨ててしまったり、しまい込んでしまったりせずに、できれば比較的取り出しやすいところに整理しておくことをおすすめ致します。早稲田アカデミーのカリキュラム(四谷大塚「予習シリーズ」カリキュラム)は「らせん階段」に例えられることがある構成になっています。わかりやすく言うと、同じ単元が半年から一年先に少しレベルが上がって出てくるというイメージです(特に算数では)。次にその単元が出てきたときに、基本的な導入をしたときのテキストを参照する必要がある場合もあります。「前にやったなぁ……」と思ったときに、引っ張り出せるようにしておくとよいでしょう。
旧学年の「マンスリーテスト(小3)」「カリキュラムテスト(小4・小5)」「公開組分けテスト」の問題は、ここから先に使うケースは少ないはずです。国語が苦手なお子様に対しては、「半年から一年前の文章をもう一度読んでみる」という学習方法をおすすめすることがあります。そのときにテストの文章を使うのは効果があると思います。
次に、塾や家庭学習で使用する文房具やバッグを新しいものにするのは、お子様の自覚を促すためには効果があると考えています。いままでアニメのキャラクターが書かれた筆箱を使っていたお子様に、少し大人が使うような筆箱をご用意いただくだけでもよいでしょう。4科目を新しいノートに変えるだけでも新鮮な気持ちで学習や通塾に取り組めるようになると思います。
早稲田アカデミー各校舎では、今年の受験生の対応に注力しておりますが、並行して「非受験学年の新年度スタート準備」も行っています。ひとつ学年が上がることで、新たな気持ちで学習に取り組めるように応援してまいります。新年度・新学年も早稲田アカデミーにご期待ください。
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