『夏休みへ向けたアドバイス』
2022.07.15
新型コロナウイルス感染症について「第7波」というニュースが流れています。今週に入ってから、首都圏でも一気に感染者数が増えてきて、東京都は4段階で評価している感染状況の警戒レベルを「最も深刻なレベル」に昨日段階で引き上げたと報道されています。
昨年の夏は「デルタ株」による第5波が猛威をふるっていましたが、今年も夏休みを前にして、気になる状況になってきてしまいました。現時点では「緊急事態宣言」などによる行動制限はされない方向のようですが、皆様もお気をつけください。早稲田アカデミーでは夏期講習会・夏期集中特訓の準備を進めております。ホームページに記載の通り、感染防止対策を徹底してまいりますが、保護者の皆様やお子様にご協力いただく点もございますので、何卒よろしくお願い申し上げます。
例年、この時期に「成功する夏にするためのアドバイス」という記事を書かせていただいております。また、クローバーセミナーなどでもお話しさせていただいておりました。今回は、いままでにお話したことを含めて、保護者の皆様に意識していただきたい具体的なポイントを7つご紹介いたします。
①夏の成功=「達成感・充実感」 ②感動が記憶を定着させる ③学習以外の体験も ④家族旅行は「家族全員」が楽しむ ⑤親子で「読書」「映画」を楽しむ ⑥学校の宿題はなるべく早く終わらせる ⑦夏休みの前と後に、お子様とのミーティングを
①から⑤について、簡単に解説しておきます。 夏休みに一番意識していただきたいのは、「お子様の精神的成長」です。「夏はがんばった」という達成感や充実感を得ることができれば、来年以降の夏休みも楽しみにすることができるでしょうし、最終的には小6受験学年の夏も「よし!がんばろう!」という気持ちで迎えることができるようになるものです。
そのためには、お子様自身の記憶に残るような体験をしていただきたいと思います。保護者の皆様にも、子どものころの夏休みの思い出をお持ちの方が多いのではないでしょうか。そんな思い出がお子様方の心に残るように、意識してつくりあげていただきたいというのが、一番のポイントになります。同じ本を読んでも、同じ映画を見ても、そこから感じたり得られたりするものは、お子様によって違うでしょう。せっかくですから、そこからなるべく大きな「感動」を得て欲しいと思っています。
⑥「学校の宿題」については、詳しく書かなくてもおわかりいただけるでしょう。 ⑦「夏休み前後のミーティング」に関しては、お子様のやる気をつくるためにも、しっかりと行っていただくことをおすすめしています。夏前については、「夏休みの目標」「学校の宿題の確認」「夏の計画」といった点について、お子様とご相談いただく時間です。そして、夏休みの終わりに「振り返り」のための時間をとっていただき、最終的に「今年の夏は充実していた」「夏休みはがんばった」と、お子様自身がそんな風に考えていただければと思います。 夏期講習会・夏期集中特訓へ向けて、早稲田アカデミー各校舎では急ピッチで準備を進めています。私も夏期講習会の授業準備を始めました。お子様が充実した夏を過ごすことができるように、早稲田アカデミーは全力で応援させていただきます。
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