『一学期の予定を、いま……』
2023.04.07
早稲田アカデミー各校舎では、本日(4月7日)から4月新学期がスタートしました。進学塾では小学校に先駆けて、2月から新学年に切り替わっていますが、小学校では4月から新しい学年に切り替わるので、お子様方も新しい気持ちになっていることでしょう。
前回の記事にも書かせていただきましたが、早稲田アカデミーでも本格的な新年度を迎え、担当講師も新たな気持ちで授業や指導に取り組んでいます。校舎によっては、新年度からの人事異動やクラス編成替えで担当講師が変わるクラスもあるはずです。生徒の皆さんも新しい気持ちで授業に向かっていただければと思います。
小3では4月から授業曜日が一日増えますし、科目の授業時間も今までの倍になります。小4では4月からは小3で扱っていない新しい学習単元も出てき始めます。ともなって2月・3月よりも学習難度も上がってくることになります。新学期開始後、なるべく早いうちに一週間の学習計画・ペースをつかむようにすることが、ここから一年間の学習を進めていく上で大切なことになってきます。各校舎の初回授業では、宿題や授業の進め方を伝える「オリエンテーション」が予定されていると思いますので、しっかりと聞いてくるようにお子様にお伝えください。また、家庭学習のやり方などで困ったことがありましたら、細かいことでも担当講師までご相談いただいてかまいません。この原稿を書いている途中にも、「宿題のテキストは『書き込み』でいいですか」というお問い合わせのお電話をいただきました。
さて、4月がスタートしたところで、少し先までのお子様の予定を確認しておくことをおすすめしています。新年を迎えるタイミング(12月)にもお話しているのですが、小3から小5のお子様へ向けては「お子様専用のカレンダー」を作ることをおすすめしています。先の予定までを見据えて計画的に生活していくことは、成績を伸ばすためにも効果的なものです。「一週間の学習計画」と「中期・長期的な計画(予定)」をしっかりと意識していくことで、お子様は精神的にも成長していくはずです。
カレンダーには、勉強や塾に関係することだけではなく、学校や習い事なども記入しておくことが必要です。4月始業式のタイミングで、各学校でも「年間行事予定表」などが配られるはずです。まずは、学校行事から記入するのがよいでしょう。5月8日に、新型コロナウイルス感染症が「5類」に移行することになっているようですので、さまざまな制限も大きく緩和されることになるでしょう。本格的に「アフターコロナ」という社会が始まるのではないか、と個人的には期待しています。小学校でも「運動会」や「遠足」、「移動教室」なども大々的に実施されることでしょう。まずは、お子様が楽しみになるような行事から始め、次に塾の予定やテスト日程などを記入していくようにしてください。単に記入するだけではなく、いろいろな色のペンを使ったり、シールなどを貼ったりすると、お子様にとっても楽しく作業ができると思いますし、できあがったカレンダーは、お子様にとって、とても大切なものになるはずです。 ご家庭の予定などもあると思いますので、年間のカレンダーを一気に作り上げることは難しいはずです。3カ月ほど先までの予定を書き込んでいくことをおすすめいたします。新学期のこの時期に作るのであれば、4月~7月程度までをイメージしてください。4月末から5月初めのゴールデンウィークの予定、6月の「全国統一小学生テスト(6月4日)」などは記入をしておいてください。春休みが終わったばかりですが、夏休みの予定も考え始めておいていただければと思います。早稲田アカデミーの「夏の学習」(夏期講習会など)の詳細は5月に入ってからお伝えしていくことになります。お子様のやる気と成績の向上につながる「熱い夏」にするために準備を進めておりますので、ご期待ください。
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