四つ葉cafe 福田貴一 中学受験をお考えの小学生3・4年生のお子様をお持ちの保護者の方のためのブログ

『1月最終週……』

2019.01.30

今日は1月30日。1月最終週は私たちにとって「年末」のような時期です。旧年度の「終わり」であり、都内・神奈川の中学入試が始まる直前でもあるからです。


昨日、私が小3から担当してきた受験生たちの「入試直前激励会」を実施しました。入試へ向けての激励会なのですが、一方で、その会は早稲田アカデミー受験生としての「最終授業」でもあり、「卒塾式」のような意味合いもあります。4年間担当してきた生徒たちの卒塾には「一抹の寂しさ」も感じるのですが、それよりも「合格してほしい」「入試から笑顔で帰ってきてほしい」、いまはそんな思いでいっぱいです。


中学入試へ向けた学習は「子どもの成長と同時進行」であると言われることがあります。入試へ向けた学習カリキュラムでは、その年代の子どもの標準的な精神的成長過程よりも高いレベルが要求されます。そのため、毎週新しい単元の学習を行うなかで、「積み残し」が出てきてしまうということを以前書かせていただきました。しかし、精神的に成長することで、積み残してきた内容の理解が一気に進み、成績的にも向上するのが一般的な傾向です。


4年間継続して担当してきた生徒たちも、その間に大きく成長しました。一人ひとりの成長時期はそれぞれ異なっていましたが、毎週授業を行うなかで「成長」を感じた瞬間が数多くありました。彼らはまだ12歳。これからもまだまだ精神的に大きく成長していくことでしょう。中学生・高校生となったときに学力や成績が大きく伸びる下地は、この4年間でつくれたと思っております。


さて、2月から皆様の校舎でも学年が切り替わり、担当講師が変わることもあると思います。小学校6年生を卒塾させた講師が、皆様の学年の担当として新たに加わるケースも多いかと思います。担当講師が変わることで、お子様が不安になるケースもあると思いますが、その一方で、心機一転、新しい気持ちで学習に臨めるという、プラスの面も多いはずです。また、今までの担当講師についても、異動などでたとえ違う校舎に行ったとしても、同じ早稲田アカデミーですので、ご相談いただくことなどは可能です。お子様にとっても、自分のことを知っていて応援してくれる先生が一人でも多くなるのは良いことだと思います。


早稲田アカデミーでは、2月4日(月)から新学年授業がスタートいたします。通塾曜日や時間帯、さらにはテキストも新しくなるなかで、お子様方の期待も膨らんでいることと思います。その前向きな気持ちをより高く持てるように、さらには継続できるようにご家庭でも働きかけていただければと考えます。

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