四つ葉cafe 福田貴一 中学受験をお考えの小学生3・4年生のお子様をお持ちの保護者の方のためのブログ

『平成最後の年末』

2018.12.26

早稲田アカデミー各校舎では、今日から「冬期講習会」がスタートいたしました(一部の地域では、冬休みの日程の関係で昨日から始まっています)。受験生にとっては、「冬休み」というよりも「入試直前期」という色合いが強い時期です。一方、非受験学年の皆さんにとっては「学習」と「遊び」と「日常生活」で忙しい冬休みになっていることでしょう。冬休みは期間が短いので、メリハリやケジメをしっかりとつけないと、だらだらと時間だけが過ぎてしまいます。講習会の授業ではしっかりと集中して学び、宿題は短時間で計画的に仕上げ、あとは「大掃除のお手伝い」などの日常生活。さらに、せっかくのお休みですから、ご家族でのご旅行や小学生らしい遊びにも一生懸命取り組んでいただければと思います。


スキー旅行や帰省などのご予定のある方もいらっしゃると思います。その期間は勉強から離れて、思いっきり楽しんだり、いろいろな方とコミュニケーションを図ったり、充実した時間を過ごしていただくことをおすすめします。「気分転換」という意味もありますが、それ以上に「楽しむこと」や「いろいろな方と触れ合うこと」は、お子様の成長には欠かせないものだと考えています。冬休みが終わって振り返ったときに、「あれもやったし、これもやったし……」という充実感が得られるように過ごしてほしいと思います。


「平成最後の年末」という言葉がテレビなどでよく取り上げられています。「平成の30年間を振り返る」「平成の10大ニュース」というような特集番組なども見かけます。私はもちろん昭和の生まれですが、昭和よりも平成を過ごした時間の方が長くなりました。この30年間を考えてみると、科学技術の進歩には目を見張るものがあります。先日、テレビで「ポケベルから携帯電話、そしてスマートフォンへ」という進化の特集をやっていたのですが、この分野だけで考えても大きな変化・進化を感じました。ここからの30年、世の中はどのように変わっていくのでしょうか……、とても楽しみになります。30年後というと、現在の小学生たちが社会の第一線で活躍している時代です。早稲田アカデミーの卒塾生たちが、きっと日本の中心で、いや世界の中心で活躍してくれていることでしょう。そんな未来を信じ、夢見ています。


「平成時代を振り返る」というほど大きな話ではありませんが、「年末には1年間をお子様と振り返って、さらに新年の目標を立てること」を、保護者会やセミナーではよくお話ししています。今年の反省をすることで、新しい年につながりますし、1年間を振り返ってみると、日ごろはなかなか気付かないお子様の成長もよくおわかりいただけることと思います。「自分で朝起きられるようになった」「宿題に自分から取り組むようになった」「ゲームをやっている時間が短くなった」など、さまざまなことにお気付きになるでしょう。そして、1年間の成長に気が付けば、ここからの成長にも期待できるようになるはずです。


年末になると「今年ももう終わりか、一年早かったなぁ」と思います。「また、ひとつ歳をとるんだなぁ」と考えたりもします。と同時に、新年に向けてワクワクした気持ちにもなります。担当している生徒たちの成長も楽しみですし、新しい生徒・保護者の皆様との出会いも楽しみです。毎年、たくさんの皆様と出会うことができ、「夢」をかなえるお手伝いをさせていただける、そんな進学塾の講師というのは本当に幸せな職業だと痛感しています。


元気な生徒たちと一緒に、まだまだ私も成長していかなければ。そんな思いの年の瀬です。

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