四つ葉cafe 福田貴一 中学受験をお考えの小学生3・4年生のお子様をお持ちの保護者の方のためのブログ

『全国統一小学生テスト!』

2019.11.01

いよいよ、次の日曜日(11月3日)に「全国統一小学生テスト」が迫ってきました。私が勤務する錦糸町校の生徒たちも「よし、がんばるぞ!」という気持ちになっているようです。遊園地などに遊びに行くのを楽しみにするのとは少し違うところもあるでしょうが、大きなイベントのひとつとしてテストをとらえ、ドキドキしながらもワクワクした気持ちで迎えることができるようにご家庭でもお話しいただければと思います。低学年の皆様でしたら、「テストをがんばったら美味しいものを食べに行こうね」というようなご褒美も効果的だと思います。


「全国統一小学生テスト」は、今年で13年目、今回のテストで25回目となる日本最大級の小学生を対象としたテストです。テストを主催する四谷大塚では、「学力を測るだけではなく、学力を伸ばす模試」と位置付けています。ここまでの学習状況を確認するだけではなく、これからの学習の方向性を定め、お子様自身の学習へ向けた意識を高めるような、そんなテストにしていただければと思います。


全国の同じ学年の生徒たちとの競争、そして昨日までの自分との競争、そんな競争の中で、お子様方は向上心を持って成長していくはずです。そのひとつのスタートラインとして、きっかけとして、「全国統一小学生テスト」でいまの自分の100%を発揮していただきたいと思っています。早稲田アカデミー各校舎でも、当日は万全の体制でお待ちしております。


「全国統一小学生テスト」の問題は、学校で行われているテストとは違います。問題作成の目安として四谷大塚が発表している各学年の平均点は以下の通りです。


小学校1年生→70% 小学校2・3年生→60% 小学校4・5・6年生→55%


もちろん、全国的な平均点の目安になりますので、進学塾に通塾されている方が多い首都圏ではこれよりも高くなりますが、平均点が8割~9割を想定して作成される公立小学校のテストとは違うことはおわかりいただけると思います。初めて受験されるお子様の中には「難しかった」「習っていないことが出た」とお感じになられる方もいらっしゃるかもしれません。テストに行く前にご家庭でも、「難しい問題があったら、飛ばして自分のできる問題をしっかり解くこと」というようにご指導いただければと思います。解答欄のすべてを埋める必要はない、ということもお話しいただくとよいでしょう。


小学校3年生以上では「マークシート形式」で実施されます。全国で15万人を超える受験生がいますので、正確に素早く採点処理を行うために行われているものです。小学生のテストではあまり取り入れられていない形式なので、保護者の皆様から「大丈夫ですか?ちゃんと塗れますか?解答欄を間違えたりすることは?」といったご質問をいただくこともあるのですが、小学生は大人以上に順応力があり、少し練習をしただけですぐにマスターするものです。ただ、マークシートをきちんと塗るために、BもしくはHBの鉛筆をご用意ください。

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