四つ葉cafe 福田貴一 中学受験をお考えの小学生3・4年生のお子様をお持ちの保護者の方のためのブログ

『モチベーションコントロールとメンタルケア』

2017.10.18

本日の午前中、「四谷区民ホール」にて「クローバーセミナー」を実施させていただきました。今回も首都圏全域から多くの方にご参加いただきました。本当にありがとうございます。


今回のセミナーでは、『子どものやる気を引き出す ~モチベーションコントロールとメンタルケア~』と題して、学習に向かうお子様の気持ちや、それを支える保護者の皆様の役割に関してお話しさせていただきました。


ご参加いただいた方には「復習」として、ご参加いただけなかった方には「クローバーセミナーのダイジェスト」として、ポイントをお伝えします。


本日の「クローバーセミナー」は3部構成としました。第1部では「2つのモチベーション」と題して、「外的モチベーション(外的動機付け)」と「内的モチベーション(内的動機付け)」について触れさせていただきました。一般的には「内的モチベーション」の方が、「効果が高く継続する」といわれています。ただ、小学生の場合(特に非受験学年の場合)、初めから「内的モチベーション」が高い生徒はあまりいないでしょう。そこでいかにうまく「外的モチベーション」を活用し、「内的モチベーション」を引き出していくのか、という話をさせていただきました。


第2部では「モチベーションの継続」について触れました。中学受験へ向けた学習を始めるときに、モチベーションを高めるのはそれほど難しいことではありません。しかし、そのモチベーションは、だんだんと薄れていくのが一般的です。常に高いモチベーションを維持したり、さらには継続的に高めていったりすることは、非常に難しいことです。「難しい」というよりも「不可能」と言ってもよいかもしれません。ではどうすればよいのか、そんなお話をさせていただきました。


第3部は「メンタルケア」についてです。ここでは「学習に対する悩み」というよりも、中学入試へ向かう小学生が感じる「不安」や「悩み」とはどんなものなのか、保護者の方がどのように接していけば解決するのか、という内容についてお話しさせていただきました。


「モチベーションの高め方」も「モチベーションの維持」も、さらには「メンタルのフォローの仕方」も、お子様の性格やタイプによって、置かれている状況や環境によって異なるはずです。こういう言葉を掛ければ必ず子どもはやる気になる、という「魔法の言葉」はありません。ただ、その「接し方」や「掛ける言葉」をお考えいただくときの「ヒントやアドバイス」として、私のこれまでの経験を踏まえてお話しさせていただきました。今回の記事が皆様のお役に少しでも立てれば幸いです。

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