四つ葉cafe 福田貴一 中学受験をお考えの小学生3・4年生のお子様をお持ちの保護者の方のためのブログ

『さぁ……夏期合宿!』

2018.07.27

夏期講習会真っ只中。夏期講習会期間に入り、私の校舎では「夏期合宿参加者オリエンテーション」を実施しています。私からも生徒たちにアドバイスをしているのですが、本社の夏期合宿を運営する部署が作成したDVDをご覧いただくのがメインのオリエンテーションです。合宿には早稲田アカデミーの全校舎から参加者が集まりますので、ルールなどを統一的にお伝えするために、同じ映像をご覧いただく形をとらせていただいています。渡された「夏期合宿のしおり」で宿泊するホテルやクラスを確認しているとき、DVDで合宿の映像が流れたとき、生徒たちの目がきらきら輝いているように感じます。「本当に楽しみにしているんだなぁ」と感じる瞬間です。


このブログをご覧いただいている方の中にも、「夏期合宿」にご参加予定の方が多くいらっしゃると思います。今年度の合宿日程は小学校4年生が8月2日から3泊4日、小学校5年生が8月5日から3泊4日、小学校6年生は宿泊ホテルによって日程が異なりますが、8月3日もしくは4日から4泊5日(公立中進学コースは8月5日から3泊4日)、という予定になっています。小4生の出発まではもう一週間もありませんので、荷物の準備などを進めていらっしゃる方も多いことでしょう。毎年、この時期は合宿に関していろいろなご質問をいただきます。今年も「パジャマは何着必要でしょうか」「荷物を入れるバッグはどれくらいの大きさがいいですか」などのお問い合わせをいただきました。例年、この時期に書かせていただいている内容ですが、今年もよくあるご質問に簡単にお答えしておきます。


*懐中電灯の使用用途は?

各学年で最終日の夜に行われるキャンプファイヤー。その会場への往復の道で足元を照らすために使うものです。ですから、そんなに大きなものでなくてかまいません。それ以外の「イタズラ」などに使わないようにお伝えいただき、お持たせください。


*携帯電話を持たせてかまわないか

オリエンテーションのDVDでもお伝えさせていただいておりますが、なるべくお持ちにならないようにお願いしています。どうしても必要な場合は、お持ちいただくことはできますが、ホテル滞在中は「貴重品」としてお預かりさせていただきますので、原則として使用はできません。合宿期間中にお子様との連絡が必要になった場合は、宿泊ホテルまでご連絡いただければ、おつなぎすることができるようになっています。また、帰着時のバス到着時間はご登録いただいている「マイページ」にリアルタイムで状況を掲載させていただくようにしておりますので、そちらをご利用ください。


*ノートや教材は何を持っていくべきか

教材やテキストは合宿オリジナルのものを現地で配布しますので、原則お持ちいただく必要はありません。ただ、社会の授業に参加する場合は地図帳のみお持ちいただくことが必要となります。ノートに関しては特別の指定はありません。ただ、全科目の分をお持ちいただくと荷物になってしまいますので、ある程度まとめて使用できる「合宿専用ノート」をご用意いただくのがよいでしょう(通常授業であれば科目ごとにノートを分けることをお勧めしているのですが、合宿に関しては一冊でもよいと思います)。校舎で実施された合宿オリエンテーションで「しおり」と一緒にステッカー(シール)が配布されているはずです。荷物に貼るシール以外のものはご自由にお使いいただいてかまいませんので、「合宿専用ノート」に貼っている生徒も毎年見かけます。そんな細かい準備の一つひとつが合宿に向けた気持ちを高めることにつながりますので、お子様とご一緒に楽しみながらなさってみてはいかがでしょうか。


*荷物の大きさはどれくらい?

3泊4日、4泊5日の衣類が荷物のほとんどを占めることになると思います。ただ、現地で配布されたテキストや購入したお土産を持ち帰ることになると思いますので、行きからあまりパンパンの状態ですと、帰りの荷物が入らなくなってしまうこともありますので、若干の余裕をもって荷造りしていただくとよいと思います。


*現地でお金は何に使うの?

ホテル内に設置されている飲料の自動販売機を利用してもよい時間が各ホテルで設定されています(学年によっては飲料の自動販売機の使用を禁止していることがあります)。そこでは小銭を利用することになります(あらかじめ100円玉を何枚かご用意いただくとよいでしょう)。ただ、各ホテルには自由に飲める麦茶が用意されていますので、自動販売機を利用しなければならないわけではありません。また、ホテルごとに「お土産購入時間」がありますので、そこではある程度まとまった金額(1,000~2,000円程度)を使う生徒が多いようです。お土産もあらかじめ誰にどれくらいのものを買って帰るかを、お子様とご相談いただくのがよいかもしれません。


*帰着時のお迎えはどうすればよい?

例年、帰りのバスの中で「お父さんかお母さんがお迎えにくる予定の人は?」と確認しているのですが、「来る」という生徒、「来ないからひとりで帰る」という生徒、それぞれがいる中で「わからない」と困っている生徒が何名かいらっしゃいます。その場合はバスを降りたところで、スタッフと一緒にお待ちいただくのですが、とても不安そうな様子になってしまうこともあります。帰着地にバスが到着したらどのように行動すればよいか、という点に関してあらかじめお子様とご相談いただくようにお願いいたします。また、帰着地のバス停車場所は出発時にバスが停車していた場所から変わることがあります。バスの乗降場所として駐車場を使用している場合はよいのですが、道路上の場合は近隣の駐停車状況によって、お子様がなるべく安全に乗り降りできる場所にバスは停車いたします。バスの到着状況や停車場所は帰着地の現地スタッフがご案内いたしますので、ご不明な点はお申し付けください。


実際に準備を始めると、さまざまな疑問が出てくることと思います。配布させていただいている「しおり」にほとんどのことが書いてありますので、そちらをご確認いただければとは思いますが、万が一ご不明な点がありましたら、各校舎(連絡がつかない場合は本社)までご連絡ください。


夏期合宿の効果を最大限のものにするためには、すべての授業やイベントに、そして食事やお風呂といった生活面全般でも「全力で」取り組むことが必要です。合宿に参加するスタッフはお子様方の「やる気」を引き出すために、スタッフ自身も「全力で」授業をし、生活面のバックアップもしてまいります。朝行われる「ラジオ体操」一つをとっても、お子様方に「全力で」取り組んでいただけるように、スタッフが率先してやっていきます。


ご家庭で事前の準備をしていただく中で、合宿に向かう気持ちを高め、気持ちの準備をしておくことで、より高い効果も生まれますので、保護者の皆様もご一緒に楽しみながら準備を進めていただければと考えます。

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