『夏の終わり、秋の気配』
2019.08.28
今日は8月28日。あと3日で8月も終わります。日中の日差しはまだまだ厳しいですが、風はなんとなく「秋」を感じさせるものになってきたように思います。すでに夏休みが終わって、始業式が行われ、小学校では新学期が始まっている皆さんもいると思います。早稲田アカデミーの新学期は9月2日(月)からとなります。校舎によっては、新学期からクラスが増えたり、授業曜日(科目の順番)が変わったりすることもあるはずです。テキストやノートのご用意など、気を付けていただければと思います。
小学生にとって、「夏休み」は1年で1番楽しい期間ではないでしょうか。塾の夏期講習会はあっても、普段とは違う毎日の中で、楽しいイベントもたくさんあって……。夏の日差しや明るさも人々の気持ちをちょっと浮かれさせるように思います。
そんな季節が終わりを迎えると、なんとなく沈んだような気持ちになってしまうことはないでしょうか。「夏の終わり」とか「祭りのあと」そんな言葉に代表される、少し寂しいような、切ないような、そんなイメージのはずです。
気持ちの上で「せつなさ」や「なんとなくの寂しさ」を感じているだけならばよいのですが、ともすればそういった気持ちは「やる気の減退」につながってしまうことがあります。お子様にとって、夏休みが楽しければ楽しいほど、充実したものであればあるほど、「終わってしまった」という気持ちが強くなり、ポカンと穴が開いたような気持ちになってしまうのでしょう。
ある程度、そんな気持ちを感じてしまうのはしかたのないことだと思います。甲子園に出場していた球児たちも、大会が終わったいま、やりきった満足感や充実感の次には、心の中に穴が開いたような気分を味わっているのではないでしょうか。ただ、そこで終わりではないはずです。大きな大会が終わったスポーツ選手たちのインタビューを聞いていると、必ず「次の目標に向けて」という言葉が出てきます。小学生の生徒たちも、なるべく早く気持ちを切り替えるようにするとよいでしょう。きちんと夏休みを振り返り、次の目標に向けて1歩を踏み出す……ちょうどいまがそんな時期です。夏の終わりの区切りとして、各学年のテストも実施されています。そこから「勉強の秋」が始まるとお考えください。学習・勉強面でも目標を定めて、その目標に向けて気持ちを切り替えて取り組むようにご家庭でもお話しいただければと思います。
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