『ブログ開設１０年目を迎え……』

2020.06.17

ここ数カ月、このブログをご覧いただいている方が多くなっているそうです。新型コロナウイルスの影響で、ご自宅で過ごす時間が増えていることから、インターネットをご覧になる方が多くなっているという話も聞きます。また、早稲田アカデミーのホームページにお越しいただく方が増えているというのも要因の一つかもしれません。今回は、このブログについて少しご紹介させていただきます。

このブログについて、ときどきご質問をいただくことがあります。「週に２回も書くのは大変じゃないですか」「１回のブログにどれくらい時間がかかるんですか」

「大変か、大変じゃないか」といえば、ある意味大変なのかもしれません。ただ、そんなに苦労して書いているわけでもない、というのが本音です。

初めて「四つ葉cafe」としてブログを書いたのは、２０１１年の６月１４日でした。ちょうど丸9年が経過をし、今日の記事から「１０年目」を迎えることになりました。以前は「第●●号」と数えていたのですが、途中からわからなくなってしまっています。

初めのころは、正直どこまで続くのかもわかりませんでしたし、それなりに苦労もしていたと思います。ただ、やり続けることによって、慣れてもきますし、スキル的にも上がってきました。この辺りはお子様の学習にもつながることかもしれません。

１回の記事にかかる時間は、だいたい２０分程度でしょうか。書きたい内容さえ決まれば、あとはパソコンのキーボードに向かうだけですので、それほど大した時間がかかるわけではありません。以前、忙しくて時間が本当にないときは、電車の中でスマートフォンを使って書いたことがあるのですが、やはりそうすると時間がかかってしまったり、誤植が多くなってしまったりするので、いまではほとんどパソコンで書いて（打って）います。

職員からは「あのブログの元ネタはなんですか」という質問をもらったことがあります。その「元ネタ」を読んで、自分も勉強したいということだったようです。少し驚いたのですが、もちろん「元ネタ」というものはありません。書こうと思う内容に関して、調べたりすることはもちろんあります。ただ、どこかから話題を引っ張ってきて書いているわけではないのです。初めのころは「何を書こう」「次のブログのテーマはどうしよう」と悩むこともありました。「ブログを書くためにテーマを考える」という時間がそれなりに必要だったのですが、最近では気が付くといろいろな場面で「書くテーマ」が思い付くようになってきました。これも「慣れ」というか、むしろ「学習」というべきなのか……そんな風に思っています。授業をしていても、生徒からの質問を受けていても、ときには電車に乗っていても、犬の散歩をしていても、別に「何を書こうか」と考えることもなくテーマが出てくる、そんな感じです。以前にも書かせていただいたのですが、テーマを一番思い付くのは「朝、シャワーを浴びているとき」です。家族からは「シャワーの時間が長い」と文句を言われたりもするのですけれど。

もちろん、私は文筆家でもありませんし、教育評論家でもありません。あくまで「進学塾の講師」です。このブログは、早稲田アカデミーにお通いの皆様に、さらには早稲田アカデミーでこれから学習していこうという皆様に、よい形で学習を進めていただくためのアドバイスという位置付けで考えています。そういう意味では、このブログは私の本来の仕事というわけではないのです。

講師として目の前の生徒をしっかりと指導をすること、校長として私の校舎にお通いの皆様をサポートして応援していくこと、さらにはエリアの管理者として、そのエリアの中にある校舎にお通いいただく皆様によりよい学習環境と学習内容をきちんと提供できるように、校舎や校長を指導していくこと、それらが私の本来的な業務です。

一方で、早稲田アカデミーの講師という立場から考えれば、いままでの「進学塾」での指導経験で身に付けたことや考えたことを、なるべく多くの方に伝えていくのも、大切なことだと考えています。保護者の皆様方にお伝えするだけではなく、早稲田アカデミーの職員に対しても。

中学受験は「親子の入試」と言われることがあります。とは言っても「親が横について、子どもと一緒に勉強する」ということではないはずです。中学入試に向けた子どもの役割があり、さらに親の役割があり、それらがうまくかみ合うことで、大きな成果を手に入れることができる……そんなイメージを私は持っています。そんな思いで、これからもブログやセミナーで保護者の皆様に対して、さまざまな情報を発信させていただければと考えております。

今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

2020.06.17　『ブログ開設１０年目を迎え……』

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2020.06.10　『きちんと見直しをしなさい』

2020.06.05　『「おられる」という言葉』

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