『3月、新しい年度へ』
2021.03.03
早稲田アカデミーでは3月と4月に人事異動が行われます。私も昨年の3月1日付けで、錦糸町校から神奈川の武蔵小杉校に異動してまいりました。異動した直後に、全国的な新型コロナウイルス感染拡大の影響で、緊急事態宣言、学校休校などがあり、早稲田アカデミーでも「双方向Web授業」が始まりました。武蔵小杉校の生徒たちともなかなか校舎で会うことができずにいましたが、夏前から「対面授業」が再開され、本格的に授業を実施することができるようになりました。その後もいろいろな苦労がありましたが、気が付けば一年が経過し、無事に卒塾生を送り出すことができました。
一昨日(3月1日)で、武蔵小杉校2年目を迎えることになりました。武蔵小杉校でも人事異動があり、新しい戦力を迎えました。思い返してみると、私の早稲田アカデミー人生の中で武蔵小杉校は8番目の校舎となります。スタートは阿佐谷校でした。それから池袋本部校に転勤となり、初めて校長となったのは、その当時新規開校となった久我山校でした。久我山校が開校から25年目を迎えると聞いていますので、私も校長として25年目ということになります。それからまた池袋本部校に校長として異動になり、その後は新百合ヶ丘校、新浦安校という校舎の新規開校の校長として勤務してまいりました。市川校の校長の後は一時期本社で勤務をしていた時期もあるのですが、その後、錦糸町校の開校時に異動し、5年間勤務して武蔵小杉校にまいりました。それぞれの校舎でたくさんの思い出があります。
どの校舎でも保護者の皆様には、「進学塾の役割は成績を上げて志望校合格へと導くことなのはもちろんですが、この校舎では、単に『合格できたからよかった』と思っていただけるだけではなく、『この塾で受験に取り組めてよかった』と思っていただける校舎にしていきたいと考えています」……そんな想いをお伝えしてきました。その当時の校舎の職員たちそれぞれに、その想いは共有されているはずです。これまで校舎で一緒に勤務していた職員たちも、いまでは校長となった職員も多く、それぞれがよい校舎をつくっています。
さて、皆様のお通いの校舎でも、人事異動があり、校舎の責任者(校長)や担当講師が変わったところがあるかもしれません。ただ、早稲田アカデミーの授業運営やカリキュラム・指導は、それぞれの講師が決めるのではなく、指導案や研修で決められていますので、担当講師が変わったとしても大きく心配をされる必要はありません。以前にも、このブログや『サクセス12』の記事をご覧になった方から何度か私の校舎で、私の授業を受けたいというご連絡をいただいたことがあるのですが、おすすめは致しませんでした。通塾に要する時間を考慮すると、お近くの校舎で受講された方が効果的だと考えたからです。個人で経営されている塾であれば、先生によって指導方法が異なるため、先生が変わるとお子様が混乱したり、やる気が低下したりすることもあると思います。しかし早稲田アカデミーではその心配はありません。私の授業とお近くの校舎の授業に、大きな違いはないわけです。
早稲田アカデミーでは原則として、クラスの担当講師は一年間継続するようにしております。ただ、学校とは違い、講師が変わるケースもいくつかあります。クラスが増え、クラス変更が行われる場合はもちろんそうなりますし、保護者の皆様にご記入いただくアンケートなどでご意見をいただいた場合も変更される可能性があります。いずれにしても、お子様の『やる気』と『学力向上』を第一に考え、講師が変わることでお子様が困ることがないように、また保護者の皆様が不安をお感じになることがないように、細心の配慮をもって行うようにしておりますので、ご安心ください。
3月から、早稲田アカデミー各校舎では新体制のもと、新しい雰囲気でお子様方の指導にあたってまいります。ぜひご期待ください。
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