四つ葉cafe 福田貴一 中学受験をお考えの小学生3・4年生のお子様をお持ちの保護者の方のためのブログ

『塾の先生への相談』

2017.11.08

先日の「クローバーセミナー」の後で、ある校舎のお母様からご相談をいただきました。お子様の学習状況についていろいろとお悩みのご様子だったので、いくつかアドバイスをさせていただきました。ただ、私は実際にお子様にお会いしたことがないので、「詳しい話は担当の先生にご相談いただく方が……」とお話ししたところ、「校舎の先生にもいろいろと相談させていただいているのですが、あまりたびたびだと「うるさい親」だと思われてしまうかも、と心配になりまして……」とおっしゃっていました。この記事をお読みの皆様のなかにも、「うるさい親だと思われたらイヤだから、あまり塾には連絡しない」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。


私自身、「先生はいつもお忙しそうなので、電話したりするのは気が引けて……」というお言葉をいただくことも多いのですが、少なくとも私は、保護者の皆様を「うるさい」などと思ったことはありません。逆に、頻繁にご相談やご質問をいただくお父様・お母様には感謝をすることが多いのです。確かに忙しいときはありますが、よくお話しさせていただく保護者の方には「いまちょっと手が離せないので……」と正直にお話しできるようになります。その代わりに、折り返しご連絡できる時間をお伝えして、落ち着いてお話しさせていただくようにしています。


私たちは、保護者の皆様にとって本当に大切なお子様をお預かりしています。さらに、単にお子様をお預かりするだけではなく、お子様の将来・未来を考えるお手伝いをさせていただいているわけですから、保護者の皆様とは正面から、本音でお付き合いさせていただきたいと思っています。ときには、我々の指導に不安を抱かれる瞬間もあるかもしれません。そんなときには、ぜひそのお気持ちをぶつけていただきたいとも思います。早稲田アカデミーの創業社長であった須野田誠も、その著書の中で保護者の方へ向けた塾の活用法として「塾の先生から顔と名前を覚えてもらえる親になろう」というアドバイスを書いています。ちょっとしたことでも相談して、塾や先生とのパイプをつくっておくことが、お子様のためになるというような内容でした。


さて、早稲田アカデミーにお通いの方に、講師とゆっくり話ができる時間について、ちょっとしたアドバイスをさせていただきます。校舎の責任者(校長)や教務主任と話をしたいときは、平日の午後の早い時間をお勧めします。夕方以降は授業がありますので、その時間にご連絡いただいても電話に出られないことが多いのです。また、担当講師とご相談なさりたい場合で急ぎでなければ、お子様経由でちょっとしたメモ(お手紙)を講師にお渡しいただくのも効果的です。できれば、「電話してください」というだけではなく、簡単な内容とご希望のお時間もお書き添えいただくとよいでしょう。「算数の勉強法について相談したいので、今日の授業後お電話いただけませんか。22時までなら大丈夫です」というような感じでよいのです。別に丁寧にお書きいただく必要はありません。メモ用紙などでかまいませんので、ぜひお気軽にお試しください。

同じテーマの最新記事

2017.11.08 『塾の先生への相談』
2017.11.02 『やる気につながる4つの感覚④』
2017.10.31 『やる気につながる4つの感覚③』
2017.10.27 『やる気につながる4つの感覚②』
2017.10.25 『やる気につながる4つの感覚①』
資料請求はこちら