『本気でやる子を育てます。』
2018.02.02
①冬につかうものです。
②毛糸でできているものが多くあります。
③首にまいてつかうものです。
答えは「マフラー」。新小学3年生の体験授業のテキストに載っていた問題例です。いろいろなものを3つの文で説明するという問題で、先日錦糸町校でも新しく小3からスタートするお子様たちと一緒に楽しく取り組みました。テキストでは「ウサギ」「メガネ」「カスタネット」などの説明文を3つ考える、という問題が出されていたのですが、少し応用して、「自分で考えたものを説明する3つの文をつくり、それを発表してみんなで当てる」というルールでゲームをやってみました。
①中は黄色です。
②青森県で多くつくられています。
③外は赤い果物です。
新小3の生徒が考えてくれた問題です。答えは「リンゴ」。
そして、こんな問題をつくってくれた生徒もいました。
①テストをします。
②チャイムが鳴ります。
③本気でやる子を育てます。
びっくりしました。つくった生徒は、いままで早稲田アカデミーに通った経験のある子ではありません。この体験授業で初めて早稲田アカデミーの授業に参加した生徒です。教室の後ろで見学されていた保護者の皆様も驚いていらっしゃいました。教室に貼ってあった「本気でやる子を育てる。」というポスターを見て思いついたそうなのですが……。
東京・神奈川の中学入試が始まっています。同じ目標に向けて努力してきたライバルたちと競い合う入試。最後に勝負を決めるのは「気持ち」だ、と感じることがあります。今年もいくつかの中学校に入試応援(入試会場の前で受験生を激励すること)へ行っているのですが、握手をする受験生の顔から、合格したいという強い「想い」を感じます。
早稲田アカデミーで教えているのは、もちろん中学入試へ向けた学習であり、場合によっては問題を解くための方法(テクニック)でもあります。そしてそれをしっかりと身につけることで「学力」は伸びていきます。ただ中学入試に合格する力は、単なる「学力」だけではないと思うのです。仮に「合格力」と名づけるとしたら、そこには「学力」以外にも「入試に立ち向かう強い気持ち」「本気で取り組む熱いハート」「志望校に向けて一緒に取り組んできた仲間や講師との絆」といったものも含まれていて、その「学力以外の部分」が最後の一押しになるように感じるのです。そして、早稲田アカデミーの中学入試における大きな強みの一つが、ここにあると考えています。「本気でやる子を育てる」という教育理念、そしてその理念に基づいた指導やアドバイスが、「最後の一押し」に大きくつながっているはずです。
先日、「サインしてください」と受験生が持ってきたハチマキは、たくさんの講師やクラスの友達のメッセージでいっぱいになっていました。そしてその一番真ん中のところに大きく書いてあったのは、お母様からのメッセージでした。きっと、お子様にとっては心強い「支え」になっていることでしょう。すべての受験生の志望校合格を心から祈っております。
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