『小学校の卒業式』
2018.03.23
今週に入り、首都圏の多くの小学校で卒業式が行われています。錦糸町校の近隣の小学校では本日行われていました。このブログをお読みの皆様の中にも、卒業を迎えたお子様をお持ちの方もいらっしゃることでしょう。ご卒業おめでとうございます!
先日、早稲田アカデミーで中学入試・高校入試・大学入試へ向けた学習をしていた現高校3年生のための「高校卒業を祝うパーティー」が大々的に行われました。高3生たちが一堂に会する非常に大きなイベントだったのですが、私も昔直接担当していた多くの生徒に会うことができました。中学受験で担当した生徒たちとは6年ぶりの再会ということになったわけですが、その当時在籍していた市川校で彼らの卒塾にあたり贈ったメッセージが残っていましたので、ご紹介させていただきます。
「ご卒業おめでとうございます。中学校に入学したら、たくさん友だちをつくり、クラブ活動などにも積極的に参加して、前向きにがんばってください。皆さんが、早稲田アカデミーで身につけたのは単なる学力だけではないはずです。大きな目標に向かって、真剣に取り組むこと。つらいことや困難なことがあっても、自分を信じて前向きに取り組めば必ず道はひらけるということ。そんなことを学んだはずです。その経験は大きな力となって、これからの人生にきっと役立つはずです。卒業しても早稲田アカデミーは皆さんを応援し続けます。困ったことや相談したいことがあったら、いつでも校舎に来てください。成長した皆さんと、またお会いできる日を楽しみにしています」
この言葉の通りに大きく成長した卒塾生たちと会うことができて、とてもうれしく感じた一日でした。
先日、錦糸町校で小学校を卒業し、新中学校1年生になる生徒の保護者様を対象とした保護者会がありました。「卒業」、そして「中学校への入学」は大きな成長の「きっかけ」となるので、そのタイミングを逃さず成長を促してください、とお話しさせていただきました。このタイミングにおける保護者の方の接し方によって、お子様の「中学生としての自覚」は大きく変わってくるはずです。そして「中学生としての自覚」を早く持つことができれば、中学校生活をよりよい形でスタートできると考えています。保護者会では、ご家庭内でのルールを見直していただくことや、親としての接し方など、具体的なアドバイスもさせていただきました。また、電車やバスでも「大人料金」になることなどもお伝えいたしました。「児童」から「生徒」と呼ばれる立場に変わるのですから、ひとつ大人への階段を上がることになります。そんな扱いをしていただくのがよいと思います。
さて、卒業生以外の小学生にとっても「卒業式」はいろいろな想いを抱くものだと思います。登校班が同じでいつも一緒に通学していた6年生がいなくなる寂しさや、自分自身の学年がひとつ上がるという漠然とした思いや不安……。そんなことを感じる場面なのではないでしょうか。そういった点では、やはり成長をうながすきっかけになると考えることができます。
卒業式・終業式が終わると春休み。ご家族でお出掛けになるご予定のある方もいらっしゃると思いますが、そんなときにも、お子様との接し方を少し変えていただくのがよいでしょう。旅行のご予定があるのでしたら、その中の一日はお子様に予定を立てさせてみるとか、今までは遊園地に行っていたところを、博物館や水族館などに変えてみるとか……。特に小学校4年生では理科・社会の学習も始まっていますので、科目の興味を促進できるような「春休みのイベント」を準備していただくのもよいかもしれません。
早稲田アカデミーでも来週からは「春期講習会」が始まります。充実した春休みをお過ごしください。
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