『冬休みの過ごし方』
2018.12.19
先週から急に冷え込んできました。厚手のコートにマフラーといった姿が街でも目立ってきたように思います。来週はいよいよクリスマスウィーク。クリスマスが終われば早稲田アカデミー各校舎では「冬期講習会」がスタートします。今年の早稲田アカデミーの冬期講習会のキャッチコピーは「本気は無敵。」、早稲田アカデミーの教育理念は「本気でやる子を育てる」です。入試という大きな目標に向けて、この冬に「本気で」ラストスパートをかける受験生たち、新学年へ向けて「学習への取り組み姿勢」「学力そのもの」を一段階レベルアップしようと取り組んでいる非受験学年の皆さんに向けての「応援メッセージ」のように私は感じています。錦糸町校では、先日の日曜日に「冬の学習説明会」と題して、効果的な冬休みの学習方法などについてお伝えする保護者会を実施させていただきました。今回はそこで触れた内容について少しご紹介させていただきます。
冬休み期間中には楽しいイベントがたくさんあります。まずはクリスマス。街のイルミネーションやクリスマスツリーの飾り付けもお子様の気持ちをウキウキしたものにしてくれるはずです。そして、大晦日にお正月。お年玉におせち料理に。勉強するヒマはないというのが、お子様たちの本音かもしれません。ただ、そのような時期でも学習を進めることは必要です。首都圏では1月7日くらいから入試が始まります。受験生にとって冬休みは、まさに「受験直前期」であり、ラストスパートの時期です。小学4年・5年生になれば「受験生の冬」をイメージして、学習に集中する時期や時間を持つようにするべきです。早稲田アカデミーで実施している小学5年生向けの「正月特訓」は成績向上を目指すのはもちろんですが、なによりも意識面において「受験生の冬」をイメージさせることを目的としています。受験生になる年の初めに、本気で集中して特訓授業を受けることで、「今年1年がんばっていこう!」というやる気がわいてくるはずです。
そのためにも、冬休み期間の「学習計画表」をしっかりとつくることが大切です。夏休みは期間が長いので、計画表には学習時間と学習内容だけを書き込むようにすればよいのですが、冬休みは期間が短く、学習以外の予定もたくさんあるはずですから、まずはその予定を書き込むところから始めてみてください。そのうえで、集中して学習できる時間を確保していくことが必要です。その時間をあらかじめ確保しておかないと、まとまった学習ができずに冬休みが終わってしまうことになるのです。
さらに、計画をつくる中で、冬休みの目標も同時に設定していただければと思います。冬休み中に何を目標に学習を進めるのか、それがはっきりすれば、お子様自身のやる気も高まるはずです。寒さの中、がんばるお子様の成長にご期待ください。
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