『学校がお休みの間に……①』
2020.03.04
このブログでは、最新の話題やニュースについて触れることは避けるようにしてきておりました。ただ、今回の新型コロナウイルスに関して、さらにその影響から実施されている全国の公立小中高の休校の影響については、やはり書かせていただかなければならないと思いますので……。
首都圏ではほとんどの自治体が「学校の2週間休校」を決めて、今週の初めから実施しています。早稲田アカデミーでも「生徒の健康と安全」という観点から、さらには「地域社会における感染拡大防止」という観点から、授業に関しては「休講」という対応をとらせていただいております。現時点では、3月2日(月)から3月8日(日)までの「休講期間」となっており、その間の授業に関しては学年によって「振替授業実施」「授業映像配信」などの対応をさせていただくことになっております。また、授業はお休みとなりますが、校舎営業は行っていますので、お子様からのお電話での質問や保護者の皆様からのご相談には随時対応させていただいております。お気軽にお通いの校舎までご連絡ください。
さて、今回は学校がお休みとなる期間の、ご家庭での過ごし方のアドバイスを書かせていただきます。新型感染症への対策をどうするか、感染しないために「手洗い・うがい」をしましょう……、ということは専門家ではありませんので、私が書かせていただくことではないように思います。それよりも「学校がないので家で何をすればよいのか」という点について、塾の講師という立場で。
まず学習内容に関しては、すでに各校舎からご家庭での学習指示やアドバイスをさせていただいていることかと思います。小4から小6に関しては、3月2日からの週の学習内容は「第5回 総合回」となっており、2月の1カ月間に学習してきた4週分の単元学習の「まとめ」です。「不幸中の幸い」という表現がふさわしいかどうかはわかりませんが、新しい単元学習の導入はありませんので、テキストの問題などを解く際にも「習っていない」ことがあるわけではありません。まずはテキストをしっかりと進めていただくとともに、今後配信される「授業映像」もご活用いただければと思います。
さらに、週末に予定されていた「組分けテスト(必修テスト)」は四谷大塚から「中止」という旨の連絡が入っています。このテストについてはお通いの校舎からご家庭にお送りすることになりますので、しっかりと時間を計って解いていただければと思います。採点について(特に国語の記述など)ご相談がある場合には、ぜひお気軽に校舎の担当講師までご相談ください。
塾での授業がお休みになると「学習面での遅れ」を心配される保護者の皆様も多くいらっしゃることと思いますが、その点に関しては早稲田アカデミーを挙げて対応してまいりますので、ご安心ください。それよりも学校が休みになっている間に、ずっと勉強だけをしているというのも非現実的です。ほかにどんな過ごし方をすれば4月以降につながっていくのかという点でのアドバイスをいくつか書かせていただきます。今回は少し長くなってしまいますので、ポイントを箇条書きにさせていただき、次回に少し詳しく書かせていただくことにいたします。お子様の学年や成長段階に応じて、効果的と思われるポイントを実践していただければと思います。
① 学習環境の整備を。旧学年の教材の整理/新学年での学習場所の整備 ② 4月以降の1週間の学習スケジュールの計画を ③ 読書や映画鑑賞 ④ 興味をもって「調べる」研究学習 ⑤ 適度な運動も
学校がお休みになっている期間を少しでも有意義に過ごしていただけるようなアドバイスを次回も書かせていただきます。
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