四つ葉cafe 福田貴一中学受験をお考えの小学生3・4年生のお子様をお持ちの保護者の方のためのブログ

『祈合格！』

2023.01.27

東京都・神奈川県の私立中学入試が２月１日からスタートいたします。１月から埼玉・千葉の私立中学入試がスタートしていますので、２月入試は「中学入試後半戦」というイメージを私は持っています。近年、埼玉・千葉の１月入試校を第一志望にされている方も増えてきているため、１月中に進学先が決まった方もいらっしゃいますが、やはり２月１日に入試を実施する学校が一番多く、「中学入試本番」というと２月１日というイメージが一番強いようです。

中学入試を目指して学習を進めている生徒の総数を正確に集計するのは難しいそうです。小学校でそのような調査をすることは実質不可能でしょうし、全ての塾の在籍を調べても、正確な数字は出てこないと思われます。そんな中で一番実数に近い数字と言われているのが、２月１日の志願者数・受験者数です。首都圏で中学受験を考えている方の中で、２月１日に受験をしない方は少ないはずですので、（実際に埼玉・千葉入試で進学先が決まっている方のなかでも受験される方もいるはずです）その数字の合計が、中学入試受験生総数に一番近い数字として使われることが多くあります。

昨日、私のいる校舎では小６受験クラスの生徒たちの「最終授業」が行われました。２月入試へ向けた「激励会」は週明けに実施予定なのですが、最終回の授業でも、ここからの入試で持っている力のすべてを、早稲田アカデミーで培った実力のすべてを、出し切れるように励ましました。

まだまだ１１・１２歳の子どもたちではありますが、それぞれの目標に向けて本当に真剣に取り組んでくれています。カバンにはいくつもの「お守り」がぶら下がっていたり、夏期集中特訓や正月特訓で使った「ハチマキ」が結んであったり……。自習室で学習する姿、先生に質問するときの真剣な表情、目標に向かって真剣に取り組む姿、早稲田アカデミーの受験生として、本当に成長してくれた姿だと思っています。

ここまできたら、あとは入試会場でいま持っている力の１００％を出しきってくれることを祈るだけです。どのような結果になったとしても「悔い」を残すことなく、「やりきった」という充実感・達成感を得ることができれば、その経験は必ずその先のステージにつながると私は考えています。

中学入試は合格か不合格かという二つの結果しか出てきません。「あと何点だった、惜しい……」というようなテストではありません。合格ラインを挟んだ１点が明暗を分けるということを考えると、１１・１２歳の子どもにとっては厳しい試練だとも思います。

ただ、目標に向かって真剣に努力をしてきた経験と、そこで培った力は入試が終わったからといって消えてなくなるものではありません。単なる「合格・不合格」という結果だけではなく、そこまでの過程、そこまでの努力が未来へつながることを信じて、これからも生徒の指導にあたっていきたいと強く考えております。

全ての受験生へ向けて……祈合格！