『2024新春』
2024.01.05
あけましておめでとうございます。 新年第1回目の「四つ葉café」となります。
新しい年、皆様はいかがお迎えになりましたでしょうか。元日に発生した「能登半島地震」。「おめでとう」という言葉がはばかられるような被害状況となっています。被災地域にご親族やご友人などがお住まいの方、帰省や旅行などで当地に赴かれていて被災された方もいらっしゃると思います。心よりお見舞い申し上げます。
今年の正月特訓は「小5NNジュニア女子会場」の会場責任者として勤務していました。責任者としての勤務なので授業は担当していなかったのですが、昼食時間や休憩時間などには教室に入って、生徒たちと話をしたり、ちょっとだけ問題を出したりしていました。1月2日の昼食時間には、お弁当に「おせち料理」を持ってきた生徒もいましたので、桜蔭中学校で以前出題された「おせち料理に入っているイワシの加工品が『田作』とよばれる理由」という社会の問題を紹介し、ちょっとした記述の書き方などを話しました。さらに、「2024」「2025」を素因数分解する、という算数の話をしたクラスもあります。また、お迎えにお越しになっている保護者の皆様にも、ちょうどお迎えスペースが屋内にありましたので、そこでご挨拶をさせていただき、授業の様子などについてもお話しさせていただきました。
2024年。やはり、よい年であってほしいと願っています。新型コロナウイルス感染症が5類に認定され、一定の落ち着きを見せてホッとした昨年ですが、ウクライナや中東ではまだ戦争が続いています。個人的には、世界も日本も大きな進化・変化のときを迎えているように感じています。きっと今年もさまざまなことが起こるのでしょう。ただ、それが悪いことではなく、よいことが多くあるようにと祈り、願っています。
「変化」という点でいえば、今年間違いなく大きな「変わり目」を迎えるのは、小6受験生たち。1月10日からの埼玉県入試を皮切りに、首都圏の中学入試がスタートします。大きな試練を乗り越えたあとに、待っているのは輝かしい「中学校生活」のはず。小学6年生への年賀状には、「さあ。今年は中学生になる年!」という言葉を書かせていただきました。
世間にはまだ「お正月気分」が残る時期ですが、早稲田アカデミーの受験生の冬期講習会・正月特訓の授業には、そもそも「年末の慌ただしさ」も「お正月気分」もありません。「絶対に合格させたい!」という講師の熱い思いと、「何がなんでも合格したい!」という受験生たちの真剣な願いが交錯するなかで、緊迫感のある授業が展開されています。
「笑顔の多い年」になってほしいと思います。家族や自分だけではなく、日本中、さらには世界中の多くの人々が笑顔で過ごせたらいいと、願っています。そのために私にできることは、目の前にいる生徒と保護者の皆様に笑顔になっていただくこと。そして早稲田アカデミーにお通いの皆様、このブログを読んでくださっている皆様、Webセミナーをご視聴いただいている皆様に、笑顔になっていただけるような情報を発信していくこと。そんなふうに考えています。
講師としての我々の仕事は、お預かりしたお子様と、その保護者の皆様を「笑顔の未来」へとお連れすることなのだと思うのです。もちろん、成績を上げ、志望校合格へと導くのが進学塾の使命です。しかし、「志望校に合格はしたけれど、あんなに辛い思いは二度としたくない」……そんなふうに感じてしまえば、笑顔になることはできないでしょう。受験という大きな目標に向かっていく過程のなかでは、ときには辛いこともあるはずです。そんなときにもお子様との思いを共有し、最後には笑顔で巣立っていっていただく、そんな塾でありたいと心から願っています。「合格できたから」だけではなく、「早稲田アカデミーで勉強をすることができて」よかった、「早稲田アカデミーに通わせて」よかった、そんな笑顔をたくさん見たいと考えて過ごしている年明けです。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
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